山本耕史、仮面ライダー変身シーンで驚き！「自分でポーズ考えた」生駒里奈も「いつか」と願う

令和初の仮面ライダー「仮面ライダーゼロワン」と、平成最後の仮面ライダー「仮面ライダージオウ」がクロスオーバーする令和仮面ライダーシリーズ劇場版第1作『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』の初日舞台挨拶が12月21日に新宿バルト9で開催され、映画特別ゲストを務めた山本耕史と生駒里奈が登壇。変身シーンを体験した山本が「まさかだったんですが、変身ポーズで『どうしますか？』と言われて。自分で決められる。考えさせてもらった」と秘話を明かした。

イベントには、令和初の仮面ライダー「仮面ライダーゼロワン」から高橋文哉、岡田龍太郎、鶴嶋乃愛、井桁弘恵、中川大輔、砂川脩弥。平成最後の仮面ライダーとして話題を呼んだ「仮面ライダージオウ」から奥野壮、押田岳、大幡しえり、渡邊圭祐、そして杉原輝昭監督も出席した。

飛電其雄/仮面ライダー1型を演じた山本は「大人の方からの反響がすごくあった」と「仮面ライダー」への出演について、たくさんの声をもらったという。保育園の先生からも反響があったといい、「園長先生が『仮面ライダー見ます』という紙を書いていた。そんなに好きだったんだ！と親近感を持った」とニッコリ。「三谷幸喜さんからも連絡が来て。『耕史くんは変身するの？変身してゼロワンと戦ってくれ』と言われた」と語っていた。

本作では、変身シーンにもトライした山本。「ゼロワンの高橋くんの(ポーズ)を見て、『その逆でいったらいいんじゃない？』とそういうところもこだわった」と明かしつつ、「『2分くらいやっていてもいい？』と聞いたら、『3秒くらいだとうれしいです』と言われて」と続けて、会場の笑いを誘っていた。

同じく映画特別ゲストとしてフィーニス役を演じた生駒は「出演するというニュースが出て、地元の親友から『出るの!?見る！』と連絡が来た。紅白に出場が決まった時以来、すぐに(連絡が)来ました。ビッグニュースでした」と告白。「いつか『変身！』って言いたい。そうなれるように努力していきたい」と意気込んでいた。

常磐ソウゴ/仮面ライダージオウ役の奥野は「キャストスタッフ、時間をかけて一つ一つのシーンを大切に撮っていた。この日を迎えられてうれしいです」、飛電或人/仮面ライダーゼロワン役の高橋も「全身全霊でこの作品をつくった。ついに僕たちの映画が公開されて、皆さんに届けられる」と感無量の面持ち。山本は「初心に戻るような、心洗われた気分になった」と撮影を振り返り、「現場にもみんなの愛がこもっている。だからこそ皆さんが来てくれるんだと思ったし、僕もやってよかった」と充実の表情を浮かべていた。

取材・文/成田 おり枝