マイケル・B・ジョーダンが“司法の闇”に挑む!『黒い司法』ビジュアル&場面写真が解禁

映画ニュース

マイケル・B・ジョーダンが“司法の闇”に挑む!『黒い司法』ビジュアル&場面写真が解禁

『ブラックパンサー』(18)のマイケル・B・ジョーダンと『Ray/レイ』(04)で第77回アカデミー賞主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックス、『ルーム』(15)で第88回アカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンが共演を果たした『黒い司法 0%からの奇跡』が2020年2月28日(金)から公開。このたび本作の日本版メインビジュアルと場面写真が解禁された。

本作は、死刑囚の冤罪を立証するために闘った弁護士ブライアン・スティーブンソンが自らの体験を綴ったノンフィクションを映画化した奇跡の実話。物語の舞台は有色人種への差別が根強い1980年代のアラバマ州。新人弁護士のブライアンは、無実の罪で死刑宣告を受けた被告人ウォルターを救うために、無罪を勝ち取ろうと立ち上がる。しかし彼の前に、仕組まれた証言や脅迫など数々の差別と不正が立ちはだかることに…。

このたび解禁されたメインビジュアルでは、マイケル演じる主人公ブライアン・スティーブンソンが強い信念を感じさせる凛々しい表情で佇み、その周りに彼が救いの手を差し伸べる人々の姿が散りばめられている。また、併せて解禁された場面写真にはジェイミー演じる死刑囚のウォルター、そしてブライアンと共に闘いに身を投じる、ブリー演じる法律事務所で働く女性エバの姿も。

本作でメガホンをとるのは『ショート・ターム』(13)で世界各国の映画祭を沸かせ、将来有望な若手監督の1人として脚光を浴びたデスティン・ダニエル・クレットン監督。大ヒット作への出演が相次ぐ新世代のスター候補であるジョーダンと2人のアカデミー賞俳優、そして気鋭監督のタッグがどのような化学反応を引き起こしてくれるのか注目したい。

また、先日発表されたナショナル・ボード・オブ・レビューでは「表現の自由賞」を獲得したほか、アカデミー賞と直結すると言われている全米映画俳優組合賞においてジェイミー・フォックスが助演男優賞にノミネートされている本作。司法の闇に立ち向かい可能性0%からの逆転に挑んだ男の物語は、現代社会を生きる我々にも強いメッセージを投げかけてくれることだろう。

文/久保田 和馬

関連作品