トップアーティストたちが繰りだす圧巻のダンスの裏側に驚愕!『キャッツ』メイキング映像到着
1981年にイギリスのロンドンで初演されて以来、いまなお世界中で愛され続ける同名ミュージカルを、ミュージカル界の巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーの製作総指揮により映画化した『キャッツ』が2020年1月24日(金)から公開される。このたび、本作に集結したプロダンサーたちと俳優陣が互いの芸術性を高め合いながらダンスシーンを生みだす制作の過程を映しだしたメイキング映像が到着した。
満月が輝く夜にロンドンの片隅のゴミ捨て場へと迷い込んだ若く臆病な白猫ヴィクトリアは、個性豊かな〝ジェリクルキャッツ〞たちと出会う。ぐうたらな猫、ワイルドな猫、不思議な力を持つ長老猫といった様々な出会いのなかでヴィクトリアも自分らしい生き方を見つけていく。そして、その夜は新しい人生を生きることを許される、たった1匹の猫が選ばれる夜だった…。
到着したメイキング映像では、猫のように軽やかに舞い踊るため、本作に集結したプロダンサーたちと俳優陣が切磋琢磨し合いながら真剣にダンスリハーサルに取り組む様子が映しだされる。そんな様子をバストファージョーンズ役のジェームズ・コーデンは、「“大勢の人が猫になりきる”なんて荒唐無稽に聞こえるけど、だからこそ最高に楽しいんだ」と語る。また、主人公のヴィクトリア役であるフランチェスカ・ヘイワードは「猫の軽やかさを表現するのにバレエの動きが役立った」と、ダンサーとしての経験が役作りにも生きていることを明かし、さらに、歌手、ダンサー、俳優として活動するラム・タム・タガー役のジェイソン・デルーロは「新たなステップやジャンルを取り入れた」と語り、それにより「魔法を生みだした」とコメントしている。その言葉通り、様々なジャンルで活躍する一流トップダンサーたちのスタイルが1つに融合し、お互いの芸術性を高め合いながら、“魔法のように”完成へと向かっていく。出演者陣が一丸となり、生みだした躍動感あふれるダンスが展開する本作に注目せずにはいられない映像となっている。
先日行われた、ワールド・プレミアに出席した監督のトム・フーパーが「『キャッツ』は優しさの持つ力を歌い上げる作品。いまの時代に学ぶところは多い。キャッツたちが新たにやって来た白猫ヴィクトリアから、優しさの大切さを学ぶ物語だからね」と自信をのぞかせるなど、ますます期待が高まる本作。豪華キャスト陣とスタッフが贈る感動と興奮のミュージカルをぜひ劇場で堪能してほしい!
文/編集部