冬休みに一気に観たい!今年リリースされたオススメ配信ドラマ5選!
冬休みがスタートし、旅行に行く人、家で年末年始の特番をのんびり見る人、過ごし方はそれぞれだろう。せっかくの長期休みは普段なかなか手を出しづらいドラマシリーズを一気に観るチャンス!「作品数が多すぎて、どれを選べば良いのやら…」という人のために、今年始まった作品、新シーズンが配信されたタイトルからオススメの作品を紹介していきたい!
Netflixからは大きな話題を集めた日米のこの2作!
今年もっとも世の中を沸かせたドラマと言えば、やはりNetflixの「ストレンジャー・シングス 未知の世界」だろう。シーズン3が配信された今夏は、キャストの来日イベントが実施されるなど、日本でも大きな盛り上がりを見せた。1980年代、インディアナ州の架空の田舎町を舞台にした本作は、突然姿を消した少年ウィルの失踪を巡り、残された家族や友人が彼を探していくうちに超能力を持つ少女イレヴンと出会い、さらなる不可解な超常現象に巻き込まれていく…というSFアドベンチャーだ。
シーズン3では子どもたちの成長につれて、恋愛模様や思春期の友人関係の変化も描かれるなど、青春ドラマ的な側面も強くより万人が楽しみやすい内容となり、一度観だしたら止まらないこと間違いなし。衝撃的な結末が訪れるシーズン3だが、早くもシーズン4の制作も決定しており、1月から撮影が始まるという報道も出ているので、この機会にチェックしておいてほしい。
またNetflix作品で日本の注目を集めた「全裸監督」も忘れてはいけない一本。“AVの帝王”村西とおるのエクストリームすぎる半生を題材とした本作は、しがない営業マン時代から、ビニ本、ビデオ業界進出の栄光の時代、そして海外での逮捕…など、裏社会との関係を交えながら、激しい人生の浮き沈みを描いていく。
アダルトビデオの撮影の様子を描いた放送禁止スレスレの過激なシーンや、到底実話とは思えないようなまさかの展開、山田孝之の怪演など見どころ満載の本作だが、なにより男の生き様が詰まった熱量のハンパなさは圧巻。シーズン2の制作が決定しており、こちらも見逃しは禁物だ。
Amazon Prime Videoからは攻めたアメコミドラマ&映画ファンも必見の群像劇
Amazon Prime Videoのオリジナル作品も、この機会にチェックおきたいタイトルが盛りだくさんだ。中でも推したいのは「ザ・ボーイズ」。アメコミ原作の本作は、世界を救うスーパーヒーローたちの裏の顔が悪人だったら…という、現在のアメコミ映画フィーバーに一石を投じるような内容。そんなヒーローたちに対し、彼らの活動で恋人の命が失われたなどの恨みを持つ“ザ・ボーイズ”たちが、戦いを仕掛けていくというものだ。
ヒーロー集団が企業化し、その内部ではセクハラがはびこっていたり、イメージ戦略のための広報活動に勤しんでいたりと、ヒーローたちの下衆な姿を描き、さらに暴力描写もグロテスクで、とにかく衝撃的!この攻めまくりのドラマ、シーズン1は劇的な幕切れとなったので、早くもシーズン2が待ち遠しい。
Amazon Prime Videoからもう1本。「モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~」は、ニューヨーク・タイムズ紙のコラムに実際に投稿されたエッセーに基づいたアンソロジードラマ。現代のNYを舞台に、愛の喜びや苦悩についてのユニークな恋模様が、エピソードごとに独立した形で描かれていく。
アン・ハサウェイ、ティナ・フェイ、デーヴ・パテル、エド・シーランなど豪華なキャストが集結し、『はじまりのうた』(13)、『シング・ストリート 未来へのうた』(15)のジョン・カーニーが製作・監督・脚本を務めているエピソードもあるなど、映画ファンも必見の1本。こちらの作品もまたシーズン2が決まっており、次回はどのようなキャストが集まるのかも気になるところだ。
『SW』フィーバーを盛り上げるこのドラマも見逃せない!
最後に紹介したいドラマは、Disney DELUXEで26日から配信されたばかりの「マンダロリアン」だ。本作は『スター・ウォーズ』シリーズ初の実写ドラマシリーズであり、『帝国の逆襲』(80)などに登場した賞金稼ぎを題材にした作品。
帝国の崩壊後、新共和国の法が銀河の辺境には届かず、人々は自分の身は自分で守り、無法者たちは独自のルールで生きていた。そんな時代に、賞金稼ぎとして生きる一匹狼のガンファンター・マンダロリアンの姿を描いていく。『アイアンマン』(08)のジョン・ファヴローが製作総指揮と脚本を務め、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(17)のタイカ・ワイティティなどが各話の監督を務めている本作は、EP9『スカイウォーカーの夜明け』(公開中)のフィーバーに合わせ、ぜひともチェックしておきたい1本だ。
ついに完結を迎えた人気作『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』など、多くのオリジナルドラマが配信された2019年。これら以外の作品も、ぜひチェックしてみてほしい!
文/トライワークス