ロバート・ダウニーJr.の新たな代表作が誕生!『ドクター・ドリトル』がついにお披露目
100年前に刊行されて以来、幾度となく映像化されるなど、世界中で愛され続けてきたヒュー・ロフティングのベストセラー児童文学「ドリトル先生」シリーズを基にしたアクション・アドベンチャー『ドクター・ドリトル』(3月20日公開)のワールド・プレミアが現地時間11日、ロサンゼルスで開催。主演のロバート・ダウニーJr.をはじめとした豪華キャスト陣が集結した。
本作は動物と会話ができる名医のドリトル先生が、重い病に倒れた若き女王を救うために助手のスタビンズ少年や個性豊かな仲間たちと共に、治療法を求めて伝説の島へと旅に出る物語。エマ・トンプソンやラミ・マレック、オクタヴィア・スペンサー、マリオン・コティヤールといったアカデミー賞受賞経験のある名優たち、さらに「アベンジャーズ」シリーズでダウニーJr.と共演したトム・ホランドらが動物たちの声を務めることでも大きな注目を集めている。
1月17日(金)の全米公開を前にワールド・プレミアが開催されたのは、カリフォルニア州ウェストウッドのランドマークとして知られるリージェンシー・ビレッジシアター。動物たちが暮らす広大な自然をイメージしたグリーンカーペットの周りには、大勢のファンはもちろんのこと世界中から詰めかけた多くの報道陣が集結。
そこへ姿を現したのはドリトル先生役のダウニーJr.を筆頭に、スタビンズ少年役のハリー・コレット、ゴリラのチーチー役の声を担当したマレック、シロクマのヨシ役のジョン・シナ、キリンのベッツィ役のセレーナ・ゴメス、女王の娘レディ・ローズ役のカーメル・ラニアド、敵のドクター役を演じたマイケル・シーン。さらにメガホンをとったスティーヴン・ギャガン監督に製作を務めたダウニーJr.の妻スーザン・ダウニー、そして音楽を担当したダニー・エルフマン。
「アベンジャーズ」シリーズを終えてから最初の主演映画となったダウニーJr.は「原作も昔読んでいたし、レックス・ハリソンやエディ・マーフィの映画も良い。だから新たな挑戦には最適だと思ったんだ。子供と一緒に観られるしね!」と、本作への出演を決意した理由と熱い想いを告白。
そんな夫に対してスーザンは「いたずらっ子のようで冒険家なところがぴったり」と太鼓判を押し、ギャガン監督も「脚本を書き始めた時から、私の脳内ではドリトル先生の声がロバートの声だった。実際に配役できて夢のようだ」と称賛。「いま最もユーモアのある演技ができる俳優だから、はやくロバートの名演をみんなに楽しんでほしいよ!」と、ダウニーJr.の新たな代表作の誕生に並々ならぬ自信をのぞかせていた。
その後行われたプレミア上映は、大人から子どもまで多くの観客が殺到し満員御礼。舞台挨拶に登壇したギャガン監督とダウニーJr.は熱烈な歓声を浴び、上映中には終始笑い声が会場中に響き渡るなど、大盛況のまま幕を閉じたとのこと。今年の春休みには是非とも映画館に足を運び、新生ドリトル先生の愉快な大冒険を家族みんなで目撃してほしい!
文/久保田 和馬