コラム 2020/1/28 11:30

本日発売！超豪華特典つきの『G-レコ』パーフェクトパックを開封レビュー＜写真28点＞

2014年に放送されたテレビシリーズ全26話に新作カットを加えて映像を再編集し、まったく新たな全5部作の劇場版として構成される『Gのレコンギスタ』。第2部「ベルリ撃進」の上映を2月21日(金)より控える本作だが、昨年の11月末に上映されたばかりの第1部「行け！コア・ファイター」のBlu-ray＆DVDが、早くも本日発売となった。

劇場版『Gのレコンギスタ I』「行け！コア・ファイター」の“Blu-rayパーフェクトパック”を開封！

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Blu-rayとDVDの通常盤に加え、豊富な特典がついた「Blu-ray特装限定版」、さらなる豪華特典がついた「Blu-rayパーフェクトパック(初回限定生産)」の4種類が発売されているが、そのなかでも、もっとも豪華なパーフェクトパックを開封！中身を確かめていきたい。

頑丈なボール紙の箱に厳重に梱包されたこのパック。蓋を開けるとまずは、ベルリ・ゼナムやアイーダ・スルガン、G-セルフなど、桑名郁朗作画監督によるキャラクターやモビルスーツの新規イラストが描かれた収納BOXが目に入り、早くも胸が高鳴り始める。そして、おそるおそる箱から取りだし、収納BOXの下に目をやると、パーフェクトパックでしか手に入れることができない2つの貴重な特典が姿を現す…。

1つ目は、620ページ(！)にも及ぶ分厚い絵コンテ集。タイトルコールからのオープニング映像や、P12～27へかけて描かれる冒頭のキャピタル・ガードと海賊部隊の戦いの最中に、G-セルフからラライヤ・マンディが飛びだして落ちていくシーン。P260～261の(故意ではないにしろ)戦闘中にベルリに恋人を殺されたアイーダが彼を責める緊迫感あふれるシーンや、P335あたりからのベルリらがG-セルフに乗り込み、急に便意を催した彼がコックピット内で用を足すユニークなシーンなど、様々な印象的な場面が富野由悠季総監督によるラフ画やセリフ、キャラクターの動作などを記したト書きなどで細かく描き込まれており、その丁寧さには驚くばかり。

初めてベルリが動かすG-セルフの流れを絵や文字で細かく説明[c] 創通・サンライズ

モビルスーツやコックピット内、キャラクターの表情もきちんと描かれている[c] 創通・サンライズ

2つ目の特典として、2冊の録音台本も付属。「常日頃、臨機応変に対処しろとは、大尉殿の教えであります！」(ベルリ)や「仲間を殴り殺すのかァ」(ベルリ)、「天才と言われた私に操縦ができなかったのだ！」(クリム・ニック)といった数々の名言がト書きと共に、当然のことながら書き込まれている。パラパラと目を通すだけでも、劇中のシーンが頭のなかに浮かび上がり、制作に至る軌跡をも感じることができる。

一方、収納BOXの中身を取りだしていくと、ダイナミックにG-セルフが描かれた形部一平(メカニカルデザイン)によるこれまた新規描き下ろしのジャケットが登場。中面には、グリモアやカットシー、レクテンなど劇中に登場する様々なモビルスーツのイラストが施されており、それをさらに開くと、本編ディスクと富野総監督に迫るドキュメンタリーが収録された特典ディスクが収まっている。また、ディスク以外にも、約52ページにわたってモビルスーツやメカニックの設定が記された特製解説書「劇場版Gのレコンペディア(メカ編)」と、16ページほどのブックレットも封入されているなど、とにかく充実の内容となっているのだ。

ファン垂涎の貴重な資料が満載の「Blu-rayパーフェクトパック(初回限定生産)」は、「ガンダムファンクラブ」「A-on STORE」「プレミアムバンダイ」のみでの数量限定販売。特に絵コンテと録音台本はこのパックでしか手に入れることができないので、「G-レコ」ファンならずとも、ぜひお早めにゲットしてもらいたい！

文/トライワークス

■劇場版『Gのレコンギスタ』「行け！コア・ファイター」
Blu-rayパーフェクトパック(初回限定生産)
発売中
価格：12,000円+税
発売・販売元：バンダイナムコアーツ
※「ガンダムファンクラブ」「A-on STORE」「プレミアムバンダイ」にて、数量限定販売