『ドラえもん』にキムタク出演!インディーズ映画『音楽』異例のヒットなど、2週間の新着アニメNewsをまとめ読み!
1月下旬までにかけて発表され、話題となったアニメ関連のニュースをファンの声と共におさらい。木村拓哉の『映画ドラえもん』出演やNetflixオリジナル作品「虫籠(むしかご)のカガステル」のキャスト情報など見逃していた人は要チェック!
『映画ドラえもん』のゲスト声優に木村拓哉が参加!
今年で連載開始から50年を迎える「ドラえもん」。劇場版40作目となる『映画ドラえもん のび太の新恐竜』が3月6日(金)の公開を控えるなか、本作のゲスト声優として木村拓哉が参加することが明らかになった。
6600万年前の白亜紀を舞台に、のび太たちが大冒険を繰り広げる本作。のび太が恐竜博の化石発掘体験で見つけた化石を“タイムふろしき”で元の状態に戻したことから、双子の恐竜にキューとミューが生まれるが、現代では育てるのが難しいため元の時代に返そうとしたところ、謎の島にたどり着いてしまう…という物語が展開される。
木村が声を担当するのは、白亜紀に存在するはずのないサルの姿をした怪しい男のジル。謎の島に関する情報を持ち、のび太たち一行を監視する重要なキャラクターのようだ。このオファーに木村は「ドッキリ企画かと思ったほど驚きました」と前置きしつつ「幼少の時からずっと楽しんできた『ドラえもん』の世界に自分が入り、一つのキャラクターになれるという事が、正直まだ信じられません。小学生の頃、コロコロコミックで『ドラえもん』を読んでいました。漫画・アニメの物語だと理解はしているのですが、僕が幼い頃から近くにあり、もはや日常に『ドラえもん』が含まれているような気がします」と作品への愛を熱弁している。
先日発表されたMr.ChildrenのW主題歌のニュースと合わせた「今年の『ドラえもん』はキムタクにミスチルとかめっちゃ豪華!」といった声や「キムタクの声優好きだからうれしい!」などといった声がネットには上がっていた。
「虫籠のカガステル」に細谷佳正、花澤香菜、花江夏樹らが出演
橋本花鳥氏の漫画を原作としたNetflixオリジナルアニメシリーズ「虫籠のカガステル」が、2月6日(木)から全世界独占配信されることが決定し、メインキャスト、新ビジュアル、PV、音楽などの新情報が一挙に解禁された。本作は、人間が巨大な虫になるという奇病カガステルが蔓延する世界を舞台にしたアクションファンタジー。新たに公開されたビジュアルにも描かれたカガステルを狩る駆除屋の青年キドウと“閉ざされた過去”を持つ少女イリを中心に、熾烈な世界を生き残ろうとする人々の姿が描かれる。
キドウ役に細谷佳正が、イリ役に花澤香菜が決定しているほか、こちらも新ビジュアルに描かれた駆除屋を狙う謎の男アハト役に花江夏樹がキャスティング。加えて、櫻井孝宏、浪川大輔、森川智之、興津和幸、諏訪部順一、塩崎智弘、茅野愛衣、白鳥哲、間宮康弘、山下大輝、鬼頭明里、杉田智和、悠木碧、鳥海浩輔といった人気声優たちが名を連ねている。このキャスティングに「豪華すぎてビビる…」「これだけ豪華ならネトフリ入るわ」などの声が上がっていた。
さらに、スタッフでは監督の千明孝一に加え、キャラクターデザインを山下明彦、シリーズ構成を神山修一、音楽を黒石ひとみ、3DCGを沖縄ゴンゾが手がけていることやオープニング曲「Be ZERO」とエンディング曲「臆病な狼 2019」を共にHilcrhymeが担当していることが明かされている。「Be ZERO」やキャラクターの声は、新たに公開されたPVで確認することができる。
劇場版『SHIROBAKO』のストーリーの詳細が明らかに!
アニメーション制作の現場を舞台に、夢を追う5人の女性の姿を描いたオリジナルアニメーション「SHIROBAKO」を映画化した劇場版『SHIROBAKO』(2月29日公開)から、新ビジュアル、あらすじなど新情報が解禁された。
あらすじは以下の通り。いつかアニメーション作品を一緒に作ろうと誓いを立てた上山高校アニメー ション同好会の5人は、卒業後、各々がアニメ制作に携わっていく。 武蔵野アニメーション(通称、ムサニ)に勤務する宮森あおいはいくつかの作品の制作を経て、少しずつ夢へ近づきつつ、自分の本当にやりたいことを考え始めていた。そんな中、新企画の劇場用アニメを任されることになるが、この企画には思わぬ落とし穴が…。今の会社の状況で劇場用アニメを進行できるのかと不安を抱えつつも、新たな仲間・宮井楓やムサニメンバーと協力し完成に向けて動き出す!というものとなっている。
新ビジュアルは宮森を筆頭に、安原絵麻、坂木しずか、藤堂美沙、今井みどりらテレビシリーズおなじみのキャラに新キャラ・宮井楓が配されており、このビジュアルを用いた第2弾ムビチケも販売中。また追加キャストとして矢野エリカ役の山岡ゆり、安藤つばき役の葉山いくみ、佐藤沙羅役の米澤円、久乃木愛役の井澤詩織、高橋球児役の田丸篤志、渡辺隼役の松風雅也、興津由佳役の中原麻衣、高梨太郎役の吉野裕行、平岡大輔役の小林裕介、木下誠一役の檜山修之らの出演が明らかになっている。
インディーズアニメ『音楽』が異例のヒット!
大橋裕之の同名漫画を、岩井澤健治監督が7年以上の期間を費やし映画化した『音楽』が、1月11日に公開されると、初日から3連休で新宿武蔵野館の全18回が満席になるなど、異例のヒットを記録。武蔵野館のリニューアルオープン後の初日動員数および興行収入記録を更新するなど大きな話題を集めている。
本作は、不良3人組が思いつきからバンドを組み、成り行きからフェスに出るという物語をロトスコープという実写をトレースして描く手法で制作されおり、作画枚数4万枚以上をすべて手描き(!)という点でも注目を集めている。SNS上には、観客からの「もう今年のベスト決定した!」「シュールだけど熱いものがある!」「手描きの味わいから初期衝動を感じた」など好評の声があふれている。
公開初日は上映2館からスタートした本作だが、新たな上映館も次々と決定中。どこまでその勢いを伸ばすのかにも注目だ。
またこれら以外にもシリーズ9周年を記念し「ラブライブ!フェス」が開催されたり、「デジモンアドベンチャー」シリーズ第1作が「デジモンアドベンチャー:」のタイトルで再アニメ化され4月から放送されるなど、様々なニュースがアニメ界隈をにぎわせていた。
文/トライワークス