高橋あず美が歌う「メモリー」に心打たれる!『キャッツ』本編映像&キャラクター映像到着
1981年にイギリスのロンドンで初演されて以来、いまなお世界中で愛され続ける同名ミュージカルを『レ・ミゼラブル』(12)のトム・フーパー監督とミュージカル界の巨匠アンドリュー・ロイド・ウェバーの製作総指揮で映画化した『キャッツ』が現在公開中。このたび、本作に登場するキャラクターのグリザベラを演じる高橋あず美が名曲「メモリー」を歌い上げる日本語吹替え版本編映像と、字幕版で同役を演じたジェニファー・ハドソンがグリザベラについて語るキャラクター映像が到着した。
満月が輝く夜にロンドンの片隅のゴミ捨て場に迷い込んでしまった若く臆病な白猫ヴィクトリアは、個性豊かな“ジェリクルキャッツ”たちとの出会いにより自分らしい生き方を見つけていく。そして、今宵は新しい人生を生きることを許される、たった1匹の猫が選ばれる特別な夜だった…。
本作の字幕版にはフランチェスカ・ヘイワード、テイラー・スウィフト、イドリス・エルバ、ジュディ・デンチら豪華俳優陣が集結。また、日本語吹替え版では葵わかな、山崎育三郎、森崎ウィン、大竹しのぶといった実力派キャスト陣が共演する。
到着した本編映像では、グリザベラが劇中に歌う「メモリー」を高橋あず美が歌い上げる映像となっている。ミュージカル「キャッツ」の代名詞と評される楽曲「メモリー」を歌う高橋は、2019年にニューヨークのアポロシアターで開催された、プロへの登竜門といわれる有名イベント”アマチュアナイト”で日本人初の優勝を飾った経歴をもつ歌手。本作では本国の制作スタッフから厳しく審査されるオーディションを経て見事グリザベラ役を勝ち取り、映画初出演とは思えない深みのある繊細な歌声を披露している。そんな高橋は、「ジェニファー・ハドソンは自分の歌を成長させてくれる存在。18歳のとき、ソウルフルに歌う彼女に衝撃を受けて、彼女のように歌えるようになりたいと思った」と、字幕版でグリザベラ役として出演するジェニファーへの強い思いを明かしており、本作への出演が運命的であったことを物語っている。また、ユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナルの配給部門で代表を務めるダンカン・クラークは「グリザベラが“メモリー”を歌うシーンの日本語吹替え収録を見学しましたが、高橋さんの声も、そして演技も、素晴らしいものでした。ジェニファー・ハドソン演じるグリザベラの歌声は素晴らしく、彼女の役を演じるということは途方もないチャレンジですが、高橋さんはそれを見事に成し遂げています」と、ジェニファーに負けないほどの歌唱力を発揮した高橋を大絶賛しており、これ以上ない適役をつかみ取った高橋の渾身の歌声に期待が高まるコメントを寄せている。
あわせて到着したキャラクター映像では、ジェニファーが歌う「メモリー」に合わせ、グリザベラのキャラクターをジェニファーが解説する様子が映しだされている。誰からも愛されない孤独な猫のグリザベラが、かつての栄光に想いを馳せながら切なく歌い上げる姿をジェニファーは「グリザベラは昔華やかなスター猫だった。でも落ちぶれてしまう」とコメント。しかし、「ほかの猫からのけ者にされていたけど、再起するのよ」と、よそからやってきたフランチェスカ演じるヴィクトリアの優しさに触れることで、少しずつ自分の人生に希望を持ちはじめてることを解説する映像となっている。
熾烈なオーディションを勝ち抜いた高橋あず美が圧倒的歌唱力で歌う「メモリー」の本編映像が公開され、ますます注目せずにはいられない本作。豪華キャスト陣とスタッフが贈る極上のエンタテインメントをぜひ劇場で見届けてほしい!
文/編集部