小林よしひさ&上原りさが「おかあさんといっしょ」卒業後の10か月を振り返る「2、3年経った気分です」

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小林よしひさ&上原りさが「おかあさんといっしょ」卒業後の10か月を振り返る「2、3年経った気分です」

1959年の放送開始以来、世代を超えて愛され続けてきたNHK制作の人気番組「おかあさんといっしょ」の劇場版第2弾となる『映画 おかあさんといっしょ すりかえかめんをつかまえろ!』の公開記念舞台挨拶が25日、ユナイテッド・シネマ豊洲で開催。小林よしひさと上原りさが元気いっぱいの子どもたちの前に登場した。

本作は大騒動を巻き起こす“すりかえかめん”のいたずらをやめさせるために、観客も一緒に歌って踊る体験型・参加型ファミリー映画。ゆういちろうお兄さんとあつこお姉さん、誠お兄さんと杏月お姉さんは久しぶりによしお兄さんと再会。「ブンバ・ボーン!」で楽しく遊んでいたところ、“すりかえかめん”と“すりかえお嬢”によってよしお兄さんはある動物になってしまう。さらに2人のいたずらはどんどんスケールアップし、チョロミーとムームー、ガラピコもすり替えられてしまい…。

昨年3月まで「11代目たいそうのおにいさん」を務めていた小林は「撮影したのが夏前ぐらいで、ようやく公開。皆さんに来ていただいてホッとしております」と公開の喜びを語ると、卒業からの10か月について「もう2、3年経った気分です。ドラマやバラエティに出たり、SNSを始めたり、初めてのことが多かったのであっという間の時間でした」と振り返る。

一方、同じく昨年の3月まで「5代目身体表現のおねえさん」を務めていた上原も、卒業後は多くのバラエティ番組に出演。さらに来週1月29日(水)には歌手デビューを果たすことも決定しており、「初めての挑戦がいっぱいで『おかあさんといっしょ』に出ていた時は考えたこともなかったので不思議な感じだなと思いながら、いろいろ体験してきた10か月でした」と笑顔で語った。

そして2人は、会場に集まった子どもたちと一緒に本作の劇中でも使われているおなじみの曲「パンダうさぎコアラ」に合わせて手遊びをしたり、SNSで事前に募集された質問に答えていく。現役のお兄さんお姉さんたちとの撮影エピソードについて訊かれると、「映画は撮影に時間がかかるので、長い間一緒にいられた。修学旅行の学生みたいな状態でワイワイキャーキャーした雰囲気のまんま撮影に入っていったので、映画の優しさやあったかさに繋がってると思います」と小林。

そして「多くの子どもたちを元気付けてきた2人は、自分たちをどのように元気付けているか?」という質問に対して小林は「直接子どもたちに会えると元気をもらえる。ちょっと疲れていても、子どもたちがパッと期待する顔をしてくれる一気に元気が出ます」とコメント。「原動力はやっぱり子どもたちですね」とにこやかな表情で語った。

取材・文/久保田 和馬

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