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シュワ前知事、隠し子問題で映画復帰も保留に

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シュワ前知事、隠し子問題で映画復帰も保留に

離婚を発表した直後に隠し子問題が判明し、スキャンダルの渦中の人となったアーノルド・シュワルツェネッガーが、映画復帰第一弾として決定していた『Cry Macho』や『ターミネーター』シリーズなどのプロジェクトを全て保留する意向を発表したと芸能情報サイトのE!Onlineが伝えている。

隠し子がいたことを発表して以来、姿を隠しているというシュワルツェネッガーだが、自らのエージェントに対し、現在進行中の全ての映画やテレビのプロジェクトを保留するように命じたという。5月19日付けで「シュワルツェネッガーは、プライベートな問題に専念しており、どのような作品のスケジュールや製作日程にも参加を約束するつもりはありません。それらの作品の中には、『Cry Macho』や『ターミネーター』シリーズ、そして検討中だった他の作品も含まれています。シュワルツェネッガー自身が決めた時に、我々は彼との話し合いを再開したいと思います」という声明を彼の事務所が発表したとE!Onlineが報じている。

復帰第一弾の『Cry Macho』は、愛する妻子を亡くしたアル中の男性が、報酬目当てで誘拐した少年と、父親と息子のような関係を築いていく人間ドラマだと報道されていたが、隠し子スキャンダルの後ではどこか皮肉な感じのキャスティングになるのも事実。一方、『ターミネーター』シリーズは、63歳という彼の年齢を考えると、いつまで保留にするのかという点がポイントになってくる。

また、女優のジェーン・シーモアがCNNニュースに「(シュワルツェネッガーには)他にもふたりの隠し子がいると聞いています」と発言するなど、スキャンダルがさらに拡大していく可能性もあり、シュワ前知事にとっては映画復帰どころではなくなりそうだ。【UK在住/ブレイディみかこ】

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