『カンフー・パンダ2』LAプレミアで、ジャック・ブラックが山口達也へ脅しのメッセージ!?
ジャッキー・チェンらが声優を務めるアクションアニメ第2弾『カンフー・パンダ2』(8月19日公開)のLAプレミアが、全米公開の直前となる現地5月22日、ハリウッドのチャイニーズシアターで行われ、声優を務めたジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリー、ダスティン・ホフマン、ルーシー・リュー、ジャン=クロード・ヴァン・ダムと、ジェニファー・ユー・ネルソン監督が登壇した。
アメリカ本国版で主人公ポーの声を務めるジャック・ブラックは、日本版で自身と同じ主人公ポーの声を務める山口達也に「(彼が映画のPRを頑張ってくれるように)願ってるよ。タツヤ! ポーのシャツを着ていると良いな。なぜかというと、彼は前に会った時、僕のことを『こいつを見てくれよ。この役者は、映画の宣伝をするのにカンフー・パンダのTシャツを着ているんだぜ』と、からかったんだよ(笑)。僕のことを面白い奴だと思ったんだよ。彼(山口)は、自分の(カンフーパンダの)シャツを着ているべきだね。さもなければ・・・。僕は脅かしてるわけじゃないよ(笑)」と、ジャック・ブラック流のユーモアたっぷりのメッセージを残した。ポーの師匠、シーフー老師役の声を務めるダスティン・ホフマンは、本作の見どころを「僕が出ているところ全てだよ(笑)」とアピール。カンフーの達人マスタ―・サイの声を務めるジャン=クロード・ヴァン・ダムは、本作の出演に「グレイトだった。僕は選ばれたんだ。だからそれは、僕や子供たち、家族へのギフトだったよ」と喜びを語った。
「家族の絆」がテーマの本作だけに、アンジェリーナ・ジョリーはブラッド・ピットと、ジャン=クロード・ヴァン・ダムは息子と娘を伴って登場。日本のカメラに向かい、ジャン=クロード・ヴァンダムは「彼ら(息子と娘)は東京が大好きなんだ。なぜなら、僕と一緒に日本へ行ったからだよ。息子はビデオゲームが好きで、娘はファッションとアクティングが大好きなんだ。日本にはそういうインテリジェンスがあるんだよ!」と、映画の話そっちのけで、家族そろっての日本好きをアピールした。
LAの街中は、巨大看板や電光掲示板に、バスのラッピングなど、至る所に本作が掲出され、注目度の高さを感じさせた。最後にジャック・ブラックが「ハロー、日本のファンの皆さん。『カンフー・パンダ2』を見に行ってください。一作目よりもさらに良いんですよ。皆さんと皆さんのご家族に、ぼくの愛と支援の気持ちをお送りします!」と、日本のファンに温かいメッセージを贈った。【Movie Walker】