超男前なルックスで暴れ回るセーラー服の女の子に注目!

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超男前なルックスで暴れ回るセーラー服の女の子に注目!

堤真一、綾瀬はるか、岡田将生の共演で話題の映画『プリンセス トヨトミ』が5月28日(土)から公開される。「鹿男あをによし」「鴨川ホルモー」の万城目学の小説が原作の本作は、400年も前から大阪に隠された秘密を巡る歴史ミステリー。現代を舞台に万城目作品ならではのユーモアを交えながら壮大なストーリーが展開する。

主要キャストの好演ももちろんだが、特に注目してほしいのが、物語の秘密を解くカギとなる重要人物・橋場茶子を演じる13歳の沢木ルカだ。ショートカットの髪型に、くっきりした眉、きりっとした目と、美少年と見間違えてしまいそうだが、彼女はれっきとした女優だ。劇中ではボーイッシュな風貌そのままの男勝りな少女を演じ、強い存在感を放っている。しかも、いじめられている幼なじみの少年を守る、男前キャラクターで、自分よりも体格の良い男子に飛び蹴りを放ったり、金属バット片手に殴り込みをかけたりといった、アクティブな熱演ぶりを見せている。印象的な目力と併せて彼女の魅力が存分に楽しめる。

これまで『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ鬼ヶ島の戦艦』(09)、『赤い糸』(08)、『僕たちのプレイボール』(10)などの映画や、「新参者」などの人気ドラマにも出演している彼女。なかでも『赤い糸』では男の子役を驚くほど違和感なく演じており、ボーイッシュを超えた存在として性別を問わず人気を獲得している。本作への出演でこれからさらに注目を集めることは間違いないだろう。劇中での凛々しく光る姿と合わせて、今後の活躍に期待したい。【トライワークス】

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