あなたはダマされる!?目的不明のピエロ、なにかを隠す院長…『仮面病棟』のキャラは全員怪しすぎ!
二転三転する先の読めない展開で、観客を翻弄する“謎解き体感ミステリー”『仮面病棟』が3月6日(金)より公開となる。ストーリーもさることながら、観る者を惑わすのが、誰もが仮面を被っているのではないかと思わせるような、怪しすぎるキャラクターたちだ。
主人公の速水秀悟(坂口健太郎)は、自らが運転する車の交通事故で恋人を失うという悲劇を乗り越えられておらず、そんな状態を見かねた先輩医師から回復への第一歩として、どこか怪しげな雰囲気を持つ田所病院での一夜限りの当直医のアルバイトを紹介される。しかし、運悪くその日の夜に、ピエロの仮面を被った謎の男が、ケガを負った女子大生の瞳(永野芽郁)を連れて病院に押しかけ、立てこもりを実行、速水は瞳の治療を余儀なくされる。そのうえ、田所病院はなにやら秘密を抱えているようで、病院からの脱出を試みる速水と瞳はその“真実”に迫っていくことになる…。
患者の危機でも警察に連絡しようとしない院長の田所
病院の見た目と同じように、どこか不気味な雰囲気を漂わせたクセ者が病院のスタッフたちだ。なかでも田所院長(高嶋政伸)は、初めはピエロに立ち向かおうとするも、その後はなんとか警察に連絡する手段を探そうとする速水に対し「朝になれば交代の職員が来るから」となぜか、頑なに警察が来るのを遅らせようとする…。
結婚を間近に控えた看護師の佐々木は事態を大きくしたくない?
そんな田所院長となにやら親し気で常に行動を共にし、「いままでもバレなかったから大丈夫です」と意味ありげな言葉を放つのが、看護師の佐々木(内田理央)。彼女は結婚を控えているため、この日が最後の出勤だというが、なんだかタイミングが悪すぎるような気もする。
意味深な台詞が気になる…冷静すぎる看護師の東野
さらに、冷たい雰囲気の漂う看護師の東野(江口のりこ)も、速水が病院に来た際に「絶対になにも起きませんから」としつこいほどに念を押すなど、初めからからどこか挙動がおかしい。ピエロが現れてからは、瞳に「あいつだけじゃない、気をつけて」と耳打ちしたようだが、ピエロの正体を知っているのだろうか?
最愛の妹を田所病院の搬送拒否で失った医師の小堺
さらに、速水を気遣いこの病院を紹介した先輩医師の小堺(大谷亮平)も、普段はこの病院で当直医のバイトをしている人物。しかも、彼は亡くなった速水の恋人の兄で、交通事故時には田所病院に妹の搬送を懇願していたというが…。ピエロの立てこもり時には、ほかの病院で勤務する予定で、その場に居合わせなかったが、本当だろうか。