ハリソン・フォードから日本のファンにメッセージ!『野性の呼び声』ワールドプレミアが開催
100年以上にわたって読み継がれ、これまで何度も映像化されてきたアメリカを代表する名作冒険小説を、『ヒックとドラゴン』(10)のクリス・サンダース監督のメガホンのもとで実写映画化した『野性の呼び声』(2月28日公開)のワールドプレミアイベントが、現地時間13日にロサンゼルスで開催。主演のハリソン・フォードをはじめとした豪華キャスト・スタッフ陣が一堂に解した。
本作は地図にない地を目指して旅をする男ソーントンと奇跡の名犬バックとの出会い、そして言葉の壁を超えた友情と冒険を描いたアドベンチャー作品。「スター・ウォーズ」のハン・ソロ役や「インディ・ジョーンズ」シリーズなどの数多くの大ヒット作に出演してきたハリソンと、『最強のふたり』(11)のオマール・シーや「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのカレン・ギランら豪華スターたちの共演にも大きな注目が寄せられている。
長いレッドカーペットが敷かれたワールドプレミアの会場には、世界中のマスコミやファンが多数集結。劇中に登場するバックのモデルとなったバックリーが華々しい舞台にふさわしい蝶ネクタイ姿で登場し会場を沸かせると、続けてハリソンを筆頭にオマール、カレン、そしてサンダース監督らキャスト・スタッフ陣が登場。ひとりひとりに丁寧にファンサービスを行なうハリソンの姿に、大きな拍手と声援が送られていた。
そしてハリソンは「いまとても充実しているんだ。この物語を語ることができ、そして観客にこの映画の素晴らしさを伝えることができて、大きな喜びを感じているよ」と喜びをあらわにすると「ソーントンとバックはお互いの人生に“価値”をもたらすんだ。イヌと暮らしたことのある人ならばわかると思いますが、彼らがもたらしてくれる癒しはとても大きい」と、本作のテーマである“言葉の壁を超えた絆”について熱弁。
さらに日本のファンに向けて「この映画を日本のみなさんにお届けできることをとても喜ばしく思っているよ。日本では単にペットとしてだけでなく、人がイヌと特別な絆で結ばれることが多いと聞いています。だからこそ、日本の皆さんはきっとこの映画を気に入ってくれるでしょう」とメッセージを送った。いまなお第一線で活躍を続けるハリソンが本作で見せる新たな勇姿を、是非ともスクリーンで堪能してほしい!
文/久保田 和馬