大倉忠義と成田凌の美しく切ない恋…『窮鼠はチーズの夢を見る』予告映像が完成!
『100回泣くこと』(13)以来7年ぶりの映画単独主演を務める大倉忠義と、『愛がなんだ』(19)や『さよならくちびる』(19)などで国内の映画賞を総なめにしている成田凌が初共演を果たす『窮鼠はチーズの夢を見る』(6月5日公開)。このたび本作のポスタービジュアルと予告映像が解禁された。
多くの女性から支持を集めた水城せとなの傑作コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」と「俎上の鯉は二度跳ねる」を原作にした本作。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた大伴恭一は、ある日大学時代の後輩・今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会し、突然想いを告げられる。戸惑いながらも、今ヶ瀬のペースに乗せられて一緒に暮らすことになる恭一だったが、昔の恋人・夏生が現れることで2人の関係が変わり始めていく…。
このたび解禁された予告映像は、今ヶ瀬が恭一に“一瞬で恋に落ちた”大学時代の新入生歓迎会のシーンから幕を開ける。そして想いを告げる今ヶ瀬に素っ気ない態度をとる恭一が、一途な想いに少しずつ心を開いていく姿。印象的なセリフの数々と複雑に絡み合う感情が痛いほどリアルに美しく描かれる、目が離せない映像に仕上がっている。
これまで『贅沢な骨』(01)や『ナラタージュ』(17)、『リバース・エッジ』(18)など繊細な表現力と確かな演出力で様々な愛のかたちを描きだしてきた行定勲監督のメガホンのもと、繊細かつ大胆に紡がれていく狂おしくも切ない恋模様。是非とも劇場のスクリーンで、余すところなく堪能してほしい。
文/久保田 和馬
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