デンマークのフレデリック皇太子、スキー中に転倒し病院に搬送
メアリー皇太子妃とともに、スイス南西部のヴァレー州にある山岳高級リゾート地ヴェルビエのロッジに滞在していたデンマークのフレデリック皇太子が、スキーを楽しんでいる最中にスロープで転倒。病院に運ばれていたことがわかった。デンマーク王室が公式に明らかにしたもので、怪我は大したことがなかったようだが左肩を手術。手術は成功し、今後の公務に支障はないという。
このロッジは夫妻が所有しているもので、毎年4人の子どもたちクリスチャン王子、イサベラ王女、ヴィンセント王子、ヨセフィーネ王女と一緒にスキーを楽しんできた場所だ。普段はデンマークの学校に通っている4人だが、より国際的な経験をするために3か月だけスイスの寄宿学校に留学。その間メアリー皇太子妃がこのロッジに滞在し、フレデリック皇太子も公務の合間を縫って、この場を訪れていた。
しかし子どもたちのことがきっかけとなり、先月夫妻がこのロッジを10年にわたって所有し、時には人に貸して収入を得ていたことが発覚。デンマークの法律では、王室が海外で資産を購入する場合には議会の承認を得る必要があるが、このロッジの存在は議会にも国民にも知らされていなかったため物議を醸した。私費で購入したものであることから問題ないとして使用を続けているが、今後賃貸収入を得ることはないという。
スキーと言えばロイヤルファミリーの定番スポーツで、キャサリン妃一家や、ユージェニー王女、ベアトリス王女姉妹などもこの地を訪れている。しかし昨年には、スウェーデンのヴィクトリア皇太子の娘エステル王女がスキー中に怪我を負っており、怪我は付きもののようだ。
NY在住/JUNKO
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