『アンダルシア 女神の報復』出演俳優3人の共演がすごすぎる理由って?

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『アンダルシア 女神の報復』出演俳優3人の共演がすごすぎる理由って?

『アマルフィ 女神の報酬』(09)の続編で、外交官・黒田康作の活躍を描いたサスペンス『アンダルシア 女神の報復』が6月25日(土)より公開される。今回は主演の織田裕二に加え、伊藤英明と黒木メイサの豪華共演が話題を呼んでいる本作だが、この3人には意外な関連がある。

何を隠そうこの3人、昨年公開の実写邦画興行収入ランキングベスト3を記録した3作品それぞれでメインキャストを務めた表彰台トリオなのだ。ちなみに1位は伊藤英明の『THE LAST MESSAGE 海猿』で80.4億円。2位は織田裕二の『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』で73.1億円。3位は黒木メイサの『SPACE BATTLESHIP ヤマト』で41億円となっている。さらに、3作品と本作の全てが、昨年歴代過去最高の興行収入を記録した東宝作品であるのも面白い。特に織田と伊藤は『踊る大捜査線』『海猿』という二大ドル箱シリーズの主演であるだけに、これまでの総興行収入を合計したら大変なことになりそうだ。映画の紹介で豪華キャストと呼んでしまうのは常套句すぎて気が引けるが、合わせて戦闘機の一機や二機ぐらい買えそうな興行収入を叩き出す3人の競演ともなれば、文句なく豪華キャストと言うしかないだろう。

もちろん、肝心な内容もキャストの豪華さに負けてはいない。『アンダルシア』は前作『アマルフィ』同様、美しいロケーションと壮大なスケール感が魅力的で、特に今作は地中海の太陽がまぶしいアンダルシアや、雪に閉ざされたアンドラなど、サスペンス映画であることを忘れてしまうような風光明媚さを堪能できるのも嬉しい限りだ。また特別出演の福山雅治や谷原章介など、主演の3人に劣らず贅沢な出演者たちも注目したい。

2011年夏随一の注目作『アンダルシア 女神の報復』。日本有数の稼げるビッグキャストの共演と、壮大なスケール、美麗なロケーションの力で、さらなる大記録を打ち立てることができるか。非常に楽しみだ。【トライワークス】

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