森で暮らすココを育てたのは幻のポケモン!?『劇場版ポケットモンスターココ』予告編が到着

「ポケットモンスター」の劇場版最新作『劇場版ポケットモンスターココ』が7月10日(金)から公開される。このたび、本作の謎が明らかとなる予告映像とポスターが到着した。

1998年に公開された『劇場版　ポケットモンスター　ミュウツーの逆襲』から今年で23作目を迎える本作は、先日、特報映像とポスターが解禁されたが、タイトルに含まれる「ココ」がなにを指し示すのかや謎の少年の正体、そしてどんなストーリーになるのかといった多くの謎が残り、「ポケモン」ファンがSNS上で推測するなどして話題を呼んだ。

舞台となるのは、よそ者が足を踏み入れることを許さない、厳しい掟で守られたポケモンたちの楽園、オコヤの森。その森に偶然冒険へとやってきたサトシとピカチュウの目の前に姿を現したのは、ポケモンに育てられ、自らもポケモンだと信じる少年「ココ」だった。人間離れした動きで森のなかを飛び回り、ポケモンたちに囲まれて木の実を食べたり、木の上で居眠りしたりとポケモンのように生活するココに対して、サトシは次第に「本当にポケモンなのか？」と感じはじめる。そんななか、突如オコヤの森に危機が訪れることに。ポケモンを助けて回るココだったが、自身にも危険が迫りくる。しかし、ココを間一髪のところで助けたのは、幻のポケモンであり、またココの育ての親でもあるザルードだった。なぜザルードはココを育てたのか、そしてなぜココはポケモンとして育ったのか。2人の親子の絆とこれからの運命に注目せずにはいられない映像となっている。

これまでのポケモン映画ではトレーナーである人間とポケモンとの絆の物語を紡いできたが、今回、“ポケモンが人間を育てる”といういままで描かれることのなかった新しいカタチの絆が描かれる本作。今年も「ポケモン」が日本中を勇気と感動で包み込むことは間違いない！

文/編集部