山田孝之主演『指輪をはめたい』に、レオタード姿の謎のスケート少女役で二階堂ふみが出演

山田孝之主演で芥川賞受賞作家の伊藤たかみの同名原作を、岩田ユキがメガホンを取り映画化する『指輪をはめたい』(11月公開)に、二階堂ふみが出演することがわかった。

29歳独身男子が3人の女性の間で揺れ動く様を描く本作。『劇場版神聖かまってちゃんロックンロールは鳴り止まないっ』(11)で主演、園子温監督最新作『ヒミズ』(2012年公開)への出演も決まっている二階堂ふみが、本作で演じるのは、主人公・片山輝彦(山田孝之)が転んで、記憶を失くしたスケートリンクにいつもいる、謎のスケート少女。指輪の相手を思い出そうとする輝彦に、レオタード姿で軽快にスケートをしながら色々なアドバイスをしてくるといった役どころだ。本作の出演について、二階堂は「この映画は、岩田監督らしく、可愛らしい雰囲気のある作品なのですが、人間の弱さや滑稽さをユーモラスに表現しています」と紹介。役柄、スケートシーンが多く、本格的なフィギュアスケートは初めての二階堂は、自分の足に合ったスケート靴を新調し、半年前から練習を始めたそうだ。「撮影に入る3ヶ月前からほぼ毎日スケート場に通い、死ぬ気で頑張りました。自分では、自然に優雅に滑れるように意識して練習しました。その成果を是非、皆さんにスクリーンで見てもらいたいです」と、自信のコメントを寄せている。

山田、二階堂のほかに、輝彦の一人目の彼女で会社の先輩・住友智恵役に小西真奈美、輝彦の二人目の彼女で営業先の風俗嬢・潮崎めぐみ役に真木よう子、輝彦の三人目の彼女で人形劇師・鈴木和歌子役に池脇千鶴が出演しており、豪華女優陣の出演にも注目だ。【Movie Walker】