「アイデアが似ている」森川智之が明かす、“ハーレイ・クイン”と“ジョン・ウィック”の共通点とは?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
「アイデアが似ている」森川智之が明かす、“ハーレイ・クイン”と“ジョン・ウィック”の共通点とは?

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「アイデアが似ている」森川智之が明かす、“ハーレイ・クイン”と“ジョン・ウィック”の共通点とは?

『スーサイド・スクワッド』(16)に登場し世界中でブームを巻き起こしたハーレイ・クインを主人公にした『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(3月20日公開)の公開直前スペシャルコラボイベントが17日、東京・原宿にあるホットトイズフラッグシップ・ストア「トイサピエンス東京」で開催。本作の日本語吹替版でブラックマスクの声を担当する森川智之と、映画コメンテーターのLiLiCo、アメコミ映画ライターの杉山すぴ豊が登壇した。

2月に全米で公開され週末興収ランキングで初登場1位を獲得した本作。“悪のカリスマ”ジョーカーと別れ、すべての束縛から解放されたハーレイ・クインは、天真爛漫な暴れぶりで街中の悪党たちから恨みを買っていた。そんななか、謎のダイヤを盗んだ少女をめぐり、悪を牛耳る残忍な敵“ブラックマスク”と対決することになったハーレイは、戦いのためにクセ者だらけの最凶チームを結成。ヴィランだらけの世界で予測不能のバトルが幕を開けることに…。

今回の公開直前イベントは3月18日(水)から5月10日(日)までトイサピエンス東京で開催される入場無料のイベント「DCオールスターズ」とのコラボ企画。本作はもちろん『ジョーカー』(19)や『ワンダーウーマン1984』(6月公開)の撮影で使用された本物の衣装の展示や、ここでしか入手することのできない限定グッズなど、DCファン垂涎のイベントとなっている。

そんな魅力的な店内にテンション上がりっぱなしの3人。なかでもLiLiCoは私物のハーレイ・クイン風の衣装で登場し、「『スーサイド・スクワッド』や『ジョーカー』を観ていないとついていけないと思われがちですが、そういうことはない。悪vs悪のアクションももちろん、ハーレイは可愛いだけじゃなく切なさもある。次になにをやるんだろうという魅力も持っていて、共感できるところがいっぱいあります!」と熱弁。

また森川は、現在ドイツにいてこのイベントに来られなかったハーレイ・クイン役の吹替えを務める東條加那子からのLINEを紹介すると、自身の演じた役柄について「ユアン(・マクレガー)は正統派で正義感のある役柄が多いイメージ。でも今回はちょっと振り切って、やばいくらい悪に徹しています。ユアン自身も楽しみながら撮影したんじゃないかというのが作品から伝わってきたので、それを尊重しながら遊び心に忠実に臨みました」と収録を振り返る。

本作の見どころのひとつであるアクションの演出を務めたのは、「ジョン・ウィック」シリーズを手掛けたチャド・スタエルスキ監督。それについて、同シリーズでキアヌ・リーヴス演じるジョン・ウィックの声を担当してきた森川は「ジョン・ウィックがその辺にあるものを使って戦うように、ハーレイもバットやいろいろなものを使う。そういう散りばめられたアイデアが似ているなと思って楽しめました」と笑顔で語った。

そして森川は最後に、東條からLINEで届いた「噛んでも噛んでも味のある作品」という言葉を紹介すると、「悪vs悪で観ている人がどっちを応援したらいいかという感じになるとは思いますけど、ハーレイには応援したくなる要素がある。本当に楽しんで観られる映画です。是非ともブラックマスクにも会いにきてください」と呼びかけていた。

取材・文/久保田 和馬

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