マツケン暴れん坊将軍が仮面ライダーと共演。主題歌のサンバも歌う!

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マツケン暴れん坊将軍が仮面ライダーと共演。主題歌のサンバも歌う!

『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』と『海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』が、2D&3Dで8月6日(土)に全国公開される。この劇場用映画2本の製作発表が6月20日、都内で開催され、それぞれのヒーローたちと俳優陣が一堂に会した。また「暴れん坊将軍」の吉宗役で仮面ライダーオーズと共演する松平健も登壇し、主題歌まで歌うという発表がなされ、会場が大いに沸いた。

『劇場版 仮面ライダーオーズ』は、本格的な時代劇にチャレンジしたいということで、撮影を東映太秦映画村で敢行した。松平は会見で華麗な殺陣を披露した後、マイクを握り「こんなことになるとは思ってもいませんでした」と苦笑いしつつ、「子供の頃からのヒーローと共演できたなんて、とても素晴らしい」と喜びを語った。また、馬に乗った吉宗が、仮面ライダーオーズのバイクに併走するという前代未聞のシーンについては、「あれは馬も興奮しました。負けん気の強い馬だったので、抑えるのが大変でした。でも久しぶりに馬に乗れて気持ちが良いなと。どういう映像になるのか楽しみです」と語った。

さらに本作の主題歌「手をつなごう マツケン×仮面ライダーサンバ」に参加することが発表された松平は、「一人ではなく、みんなと歌うんですが、のっけからラップなんです。みんなで手をつないで一緒になろうよという歌で、聴いたら元気になると思います」とコメント。また、子供を出産したばかりの酒井美紀は、謎の錬金術師ガラ役に扮する。「久しぶりのお芝居でした。産まれたのは息子で、仮面ライダーは必ず通る道。出演できて夢のようです」と喜んでいた。

『海賊戦隊ゴーカイジャー』は、新メンバーの6人目の戦士・ゴーカイシルバーが加わり、5人のゴーカイジャーとの結びつきがどうなっていくかが見どころだ。両作共、東日本大震災の復興を意識した「ヒーローが日本を元気にする」というのがキャッチコピーとなっている。それぞれの絆のドラマはもちろん、さらにパワーアップした迫力あふれる3D映像も期待できそう。

ちなみに、仮面ライダーの前作『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』(11)は興行収入13億円の大ヒットとなり、ゴーカイジャーの前作『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦 』(公開中)も、初日2日間で25万人動員、興行収入2億8000万円という数字を叩き出し、現在も大ヒットばく進中だ。新作2本も夏休みに幅広い集客を狙うファミリームービーとして今から熱い視線が向けられている。【取材・文/山崎伸子】

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