『弥生、三月』とあわせて観たい!桜舞う季節にぴったりな、読者が“弥生泣き”したラブストーリーを発表
「同期のサクラ」「過保護のカホコ」「家政婦のミタ」など、多くのヒットドラマを生みだしてきた脚本家の遊川和彦が監督した、激動のラブストーリー『弥生、三月 -君を愛した30年-』が現在公開中だ。
本作は、高校時代に、親友のサクラを病気で亡くした弥生と太郎が、互いに想いを秘めながらも別々の道へと進む“2人の30年間を3月だけで紡ぐ” 新しいラブストーリー。主人公の弥生役を演じるのは、数多くの話題作で様々なキャラクターを演じてきた波瑠、弥生と運命で結ばれた太郎役を『カツベン!』(19)や『窮鼠はチーズの夢を見る』(6月5日公開)で話題を集める成田凌が演じている。
このたび、王道ラブストーリーの要素がぎゅっと詰まった本作の魅力を伝えるため、恋愛映画の名作と本作の共通点を“弥生泣き”ポイントとしてMovie Walkerの公式Twitterアカウントにて毎日紹介すると共に、読者から“あなたが泣いた恋愛映画”を大募集した。回答には、誰もが知る珠玉のラブストーリーから、知る人ぞ知る作品まで邦画、洋画問わず様々なタイトルが上げられた。そんな、桜舞うこの季節にぴったりな、読者が選んだ“弥生泣き”映画たちを発表していきたい!
1位に輝いたのは、住野よるのベストセラー小説を映画化した『君の膵臓をたべたい』(17)だ。膵臓の病を患う少女と、彼女の言葉を胸にのちに教師となる少年の物語がつづられた本作は、「衝撃的なタイトルからは想像もつかないせつない物語に、涙なしには観られない。“君の膵臓をたべたい”という言葉の意味を知った時、感情が一気に高まり自然と涙が溢れでてしまった」「この映画は毎日生きられることへの奇跡、日常の大切さを知ることができた映画でした」「とてもせつないけど、観ていて色々考えさせられる映画だった。生きてるってことを噛み締めた映画でした」といった、生きることや日々の大切さを改めて考えさせられたというコメントが多数あった。
2位には、恋人を亡くし心を閉ざした主人公が、思い出と向き合い未来へと踏み出す姿を描いた『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)がランクイン。「公開当時病気であまり外出できない状態でしたが、小説も漫画も読んで公開特番のラジオも聴いて、どうしても観たくて仕方なく母にお願いし、2回も映画館で観ました。空港のシーンでは必ず泣いちゃいます。これを超える恋愛映画は未だになかなかありません」「田舎住まいで映画館まで車で1時間かかるので、歳の離れた中学生だった妹にどうしても連れて行けとせがまれ仕方なく劇場へ…ところが映画の中盤から、私が号泣。兄として涙は見せられないので、必死に我慢した想い出が…」といった、鑑賞当時の記憶が蘇るほど感動したことがわかるエピソードが寄せられた。
また、これらの作品以外には、「お互いを想う気持ちの強さに、自然と胸が熱くなり涙してしまった」などの声が寄せられた不朽の名作『タイタニック』(97)や、「どんどんメモが増えていくのがたまらなく辛くて、でも2人の絆は強くなってまた辛くて…の波が押し寄せてボロ泣きした映画です」との声もあがった韓国映画『私の頭の中の消しゴム』(05)も票を集めた。
そして、公開直後ながら、読者の熱い支持を集めて『弥生、三月 -君を愛した30年-』が早くもベスト10にランクイン。
親友サクラの死をきっかけに、惹かれ合いながらも別々の道を歩んだ2人は、時を経て新たに出会った相手と結婚する。しかし、夢の挫折や離婚、さらには配偶者を亡くす災害など、厳しい現実に直面し、人生のどん底に落ちて希望を見失う。そんな時、30年の時を超えてサクラからメッセージが届くことで、すれ違い続けた2人の運命が動きだす…。
歴代ラブストーリーに含まれる“すれちがい”“亡き人からのメッセージ”“時を超える愛”“斬新な設定”などの要素が詰まった本作は、新たな恋愛映画のスタンダードといえるだろう。時代や運命に翻ろうされながらも運命を信じた2人の30年に、“弥生泣き”することは間違いない!
読者が選んだ「泣ける恋愛映画」ベスト10は以下の通り。
1位『君の膵臓をたべたい』
2位『世界の中心で、愛をさけぶ』
3位『タイタニック』
4位『恋空』
5位『きみに読む物語』
6位『弥生、三月 -君を愛した30年-』
8位『私の頭の中の消しゴム』
8位『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
10位『8年越しの花嫁 奇跡の実話』
10位『ラブ・アクチュアリー』
文/編集部
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