『マイティ・ソー』クリス・ヘムズワース独占インタビューが到着
マーベル・スタジオ初の3D作品となる『マイティ・ソー』の日本公開がまもなくだ。全米では5月6日に封切られ、2週連続興収No.1を記録。6月19日現在、全世界興収は4億3500万ドル(1ドル80円換算で約348億円)を突破している。さらに、本作には日本から浅野忠信がハリウッド初進出を果たし、新星クリス・ヘムズワース演じる主人公ソーを支える一人、ホーガン役を務めている。
クリス・ヘムズワースはオーストラリア出身の27歳。オーストラリア出身のハリウッド俳優といえば、ラッセル・クロウ(4歳の時にオーストラリアへ移住)、ヒュー・ジャックマン、サム・ワーシントンなどがいるが、ハリウッドで成功した彼らに共通しているのは、軒並み肉体派俳優だということだ。今回、『マイティ・ソー』で主演に抜擢された彼について、ケネス・ブラナー監督は「ソー役にぴったりだと思える役者を長い間探していた。彼はスクリーンに映えそうで、彼に課さなければならない非常に厳しいトレーニングにも耐えられそうな体をしていたんだ。スクリーンテストでは、彼は僕らの求めているソーだと確信できたよ」と、称賛の声を惜しまない。さらに、マーベル・スタジオの創始者スタン・リーは、「クリス・ヘムズワースは見るからにヒーローそのものだ」と太鼓判を押す。クリス・ヘムズワースも「ここまで原作のキャラクターに似た衣装を着て演じるのは初めてだった。ソーに成り切れたよ」と自信を持って語っている。
今回のインタビューでは、自身が演じたソーについて「ストーリーの中心は親子の関係の話なんだ。ソーは傲慢で生意気だが、強大な力を持つ青年で、いずれ神々の王となる男。でも彼の父であるオーディン(アンソニー・ホプキンス)はそんな息子を見て、考えるより先に行動する軽率さなどの欠点を見つける。父親の言葉に反抗したソーは王国に混乱を招き、力を取り上げられ、地球に追放される。この物語はソーが地球で謙虚さを学んでいく物語なんだ」と解説。また、ケネス・ブラナーについて聞かれると、「ケネスが監督するのが面白いと思った。シェイクスピアなどの古典劇をやってきた彼が、こんな超大作を手がけるなんて素晴らしいアイデアだと思ったよ」と答える。さらにナタリー・ポートマンとの共演については、「ナタリーは本当に美しくて才能がある。彼女と共演できたなんて夢のようだ」とも話してくれた。詳しいインタビュー内容は是非動画をご覧いただきたい。
オーストラリア出身の肉体派俳優として、先輩たちのようにクリスも成功を収めることができるだろうか? クリスの超神級の肉体美を3Dで堪能できるのは、いよいよ7月2日(土)から。是非とも3Dでクリス演じるソーの最強のオレ様ぶりをスクリーンで確かめてもらいたい。【Movie Walker】
※Movie Walkerでは本日より4日連続で独占インタビュー動画をお届けします。明日はケネス・ブラナー監督です。