『フォードvsフェラーリ』がデジタル配信でいますぐ観られる!大迫力なレースシーンの舞台裏
マット・デイモンとクリスチャン・ベイルが初共演を果たし、第92回アカデミー賞で2部門に輝いた『フォードvsフェラーリ』のブルーレイ+DVDセットと4K UHDが5月2日(土)に発売されるのに先駆け、4月1日より早くも先行デジタル配信中。このたび本作から大迫力なレースシーンの舞台裏を収めたメイキング映像と、スピード感を堪能できる本編映像が到着した。
1966年の「ル・マン24時間耐久レース」で歴史を塗り変えた男たちの奇跡の実話を、名匠ジェームズ・マンゴールド監督が描きだした本作。元レーシングドライバーで、気鋭のカーデザイナーのキャロル・シェルビーのもとに、アメリカ最大の自動車メーカーであるフォード・モーター社からオファーが届く。それはル・マンで絶対王者のフェラーリに勝てる車を作ってほしいという不可能とも思える依頼だった。そこでシェルビーは、型破りな一流レーサーのケン・マイルズに協力を仰ぐことに…。
このたび解禁されたメイキング映像には、本作の最大の見所であるカーレースシーンの舞台裏が収められている。マイルズを演じたベイルは、本作の撮影のためにトレーニングを重ね、実際に本物の車でレーストラック上を高速で運転。映像のなかでベイルは、時速190キロの走行について「楽しくて病みつきになるよ」と語るなど、すっかりスピードの虜になったようだ。
また、臨場感あふれる映像を作り上げるために特殊機材を用いるなど、細部にまでこだわり抜かれた撮影の様子も確認することができる。撮影監督を務めたフェドン・パパマイケルは「リアルな経験を生むため、レースと同じ正確なスピードでキャストを撮影することはとても難しかったが、実際のレーシングカーにカメラを搭載し、なるべくデジタル技術を使わずに撮影したんだ」と、“本物”へのあくなきこだわりを明かした。
そしてあわせて到着した本編映像にはデイモン演じるシェルビーが運転するフォードGT40に、トレイシー・レッツ演じるヘンリー・フォード2世が初めて乗り込むシーンの一部が切り取られている。余裕の表情を見せて乗り込んだものの、あまりのスピード感に顔がゆがんでいき、しまいには感動で涙を流してしまうヘンリー。このシーンを観ればGT40の凄さや魅力が一目でわかることだろう。
ほかにもデジタル配信にはフォードGT40の再現についての解説をはじめ、レースシーンのメイキングやキャスト・スタッフが語る舞台裏映像など、モータースポーツファンならずとも必見の特典映像が多数収録されている。鬱屈とした気持ちを吹き飛ばしてくれるレースシーンと希望に満ちた感動の物語を、いますぐデジタル配信で堪能してほしい!
文/久保田 和馬