ジョニー・デップ、ロンドンでお忍びライブ！アリス・クーパーのバンドに参加

英国最大のロックフェス、グラストンベリー・フェスティバルが行われた先週末、ロンドンでも大騒ぎになっているライブ会場があったようで、老舗ライブハウスの100クラブでは、6月26日のアリス・クーパーのライブにジョニー・デップがギタリストとして登場、「エイティーン」や「スクールズ・アウト」の演奏に参加して観客を沸かせたと英ガーディアン紙など複数のメディアが伝えている。

この日のライブに謎のゲストが参加することは宣伝されていたが、まさかジョニー・デップが現れると思っていた人はいなかったようで、アリス・クーパーが「ブルースの達人。ケンタッキー出身のMr.ジョニー・Dだ」とジョニーを紹介すると、観客はちょっとしたパニック状態に陥ったそう。

しかし、アリス・クーパーのファンの間でもジョニーのギターの評価は高かったようで、「あいつはギターが弾ける！信じられないほど素晴らしいギグだった」というような内容のツイートが多く見られたと英ザ・サン紙は伝えている。アリス・クーパーは、「(バンドに)もう1人ギタリストがいても良いよな。映画の方でうまくいかなかったら、いつでも電話してくれ」と言ってステージから去るジョニーを送ったという。

ジョニーは現在、ティム・バートン監督のゴシックホラー映画『Dark Shadows』撮影のため英国に滞在しており、アリス・クーパーも同作にカメオ出演しているという噂がある。【UK在住/ブレイディみかこ】