『ロボジー』主人公は映画初主演、73歳の五十嵐信次郎&ヒロインに吉高由里子
『ウォーターボーイズ』(01)、『スウィングガールズ』(04)、『ハッピーフライト』(08)などの矢口史靖が監督を務める、二足歩行のロボットをモチーフにした『ロボジー』(2012年正月公開)の製作が決定した。
本作は、弱小家電メーカー(木村電器)の3人組が、企業広告を目的に社長に言われて開発中だったロボットが、発表の場であるロボット博直前に大破。その場しのぎで、中におじいちゃんを入れて出場したら、こんな動きは見たことがないと大評判となる
主人公には、73歳にして初主演デビューを射止めたシンデレラボーイの五十嵐信次郎。シルバー人材センターで働くリアルなおじいちゃんを含む、約200人以上のオーディションの中から選ばれた彼は、ミッキー・カーチスとしても活躍中だ。コメディ好きの彼は、矢口監督作品は全て鑑賞しており、「矢口監督作品のオーディションに受かったと聞いた時、バリバリテンションが上がりました。台本も今までにない内容で、撮影中もずっとわくわくして楽しんでいました。早くできあがりが見たい! 皆さんも楽しみにしていてください。4649!」と、茶目っ気たっぷりのコメントを寄せた。
一方、ロボットおたくの女子大生のヒロインを演じるのは吉高由里子。木村電器のドタバタトリオに濱田岳&川合正悟(映画初出演のWエンジン、チャンカワイ)&川島潤哉のほか、矢口作品常連の個性派俳優陣も多数顔をそろえる予定となっている。
本作の撮影は、今年1月から2月に九州で行われ、まもなく完成予定となっており、2012年新春の公開を目指している。【Movie Walker】
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