DCドラマ「ジャスティス・リーグ・ダーク」や『シャイニング』スピンオフ、J.J.エイブラムスが製作総指揮に
米ワーナーメディアは現地時間16日、J.J.エイブラムス監督の制作会社“Bad Robot”が、動画配信サービス“HBO Max”にて、『シャイニング』(80)の新ドラマを含めた3つのプロジェクトを制作すると発表した。
明かされたのは「Overlook(原題)」「Duster(原題)」そしてDCコミック「ジャスティス・リーグ・ダーク」のキャラクターを基にした、タイトル未定のドラマの3つ。それぞれ、J.J.が製作総指揮を務める。
スティーヴン・キングのファンの方は、「Overlook」というタイトルが『シャイニング』の呪われたホテル、“オーバールック・ホテル”を指すことをご存知だろう。HBOはこのシリーズを「アメリカの小説で最も有名な幽霊ホテルの、知られざる恐怖の物語を探るホラースリラーだ」と説明している。キングとワーナー・ブラザース・テレビジョンは、Huluが2018年の『Castle Rock』で行ったように、Bad Robotとシリーズ提携する予定だ。
ジャスティス・リーグシリーズについては、 DCコミックの闇のチーム「ジャスティス・リーグ・ダーク」のキャラをベースにした大規模シリーズとなること以外は明らかにされなかったものの、近いうちに詳細が発表になるとのこと。
「Duster」は、「ウォーキング・デッド」などを手掛けたラトーヤ・モーガンとJ.J.の共同脚本による架空のオリジナルシリーズで、舞台は70年代の南西部。「拡大する犯罪組織に雇われた、肝の据わった逃亡ドライバーの人生は、ワイルドで、ばかばかしく、危険なくらい恐ろしいものになっていく」と説明されている。
HBO MaxのCCOであるケビン・ライリーは、「Bad Robotとの提携がスタートしたことは素晴らしい」と述べている。「J.J.の独創的なアイデアと、キングやDCユニバースのIPを獲得したことで、HBO Maxでのオススメタイトルが増えるのは喜ばしいです」
有名タイトルのスピンオフ化には、はやくも世界中のファンから注目が集まっている。
文/編集部