女性中心の「スター・ウォーズ」新ドラマが制作決定!現在進行中の実写ドラマは?
女性キャラクターを中心とする「スター・ウォーズ」の新たな実写ドラマシリーズが、ディズニーの動画配信サービス「Disney+」向けに準備されていると米「Variety」や「Deadline」が報じている。詳細は明かされていないが、武術の要素を取り入れたアクションスリラーであり、従来のシリーズとは異なるタイムラインで展開されるようだ。
製作の指揮をとるのは、レスリー・ヘッドランド。エミー賞で13部門ノミネート、3部門受賞を果たしたNetflixオリジナルシリーズ「ロシアン・ドール:謎のタイムループ」や、『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』(13)、『愛とセックス』(15)などを手掛けている女性監督・脚本家だ。
現在「スター・ウォーズ」シリーズでは、3つの実写ドラマ企画が進行している。1つめは、シーズン1が大成功を収めた「マンダロリアン」。『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(83)後の帝国軍が崩壊した世界が舞台で、一匹狼の賞金稼ぎマンダロリアンが、帝国の残存勢力にねらわれる謎めいた“ザ・チャイルド”と共に旅を繰り広げる姿が描かれた。シーズン2は今年10月に「Disney+」で配信される予定で、既にシーズン3の製作準備が進んでいる。
2つめは、サイドストーリー『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)の前日譚となる、反乱軍の情報将校キャシアン・アンドーが主役のドラマ。映画では主人公のジン・アーソや相棒のK-2SOと共にチーム「ローグ・ワン」を結成し、デス・スター設計図の奪取に挑んだキャラクターだが、彼が以前どんな人物だったかが描かれるようだ。こちらは主演のディエゴ・ルナを中心に準備に取り掛かっていたが、新型コロナウイルスの影響により撮影前に中断されたとのこと。
3つめは、ファンからも根強い人気を誇るキャラクター、オビ=ワン・ケノービを主役とした物語。『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(05)でジェダイが壊滅し身を隠していた彼が、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(77)で“ベン爺”としてルークと会うまでの間、どこで何をしていたのかが描かれることになる。ウワサでは『~シスの復讐』から8年後の世界が舞台になるそう。エピソード1~3でオビ=ワンを演じたユアン・マクレガーが再演する予定だが、こちらも現在制作がストップしているようだ。
新たな物語が広がり続けている「スター・ウォーズ」シリーズ。これからの続報に期待しよう。
文/編集部