お家時間に一気見したい!Netflixで連日トップ10入りの韓国ドラマ「梨泰院クラス」の魅力
韓国のポータルサイトで大ヒットしたウェブマンガを実写化した、Netflixオリジナルドラマ「梨泰院クラス」。復讐に燃える主人公や天才的な頭脳を持つ女性、元ヤクザの青年など個性豊かなキャラクターが注目を集め、連日総合ランキングのトップ10に名を連ねている。そんな本作の人気ぶりに迫りたい!
父子家庭で育ったパク・セロイ(パク・ソジュン)は、高校3年生の時に父親の仕事の都合で転校する。転校先でいじめを目撃したセロイは、いじめていた生徒チャン・グンウォン(アン・ボヒョン)を殴ってしまうが、彼の父親が、セロイの父親が勤める会社の会長であることが発覚。
セロイは退学処分に処されてしまう。さらにその後、グンウォンが起こした交通事故にセロイの父親が巻き込まれてしまうが、絶大な権力を持つ父の存在によってグンウォンの罪は問われず。憤慨したセロイはグンウォンを再び殴ってしまい、刑務所へ入ることになってしまう。どんな時も自分を尊重し、味方でいてくれた父を喪ったセロイ。人生のどん底に落ちたセロイは、復讐を決心する。
主演を務めるのは、あの話題作にも出演した若手実力派!
第92回アカデミー賞で6部門にノミネートされ、作品賞や監督賞など4部門を受賞し世界中から注目を集めた『パラサイト 半地下の家族』(19)。この映画でエリート大学生のミニョク役に扮したパク・ソジュンが、情熱的な主人公セロイを演じている。ソジュンは、“セロイの発言が社会的にどのような影響を与えるか”を意識しながら役に向き合ったそうで、“ラブコメの神”と呼ばれる彼が、家族を亡くし高校も退学、前科者という過去を抱えながら復讐を胸に夢を追いかけるセロイに扮するさまは必見だ。
主人公を取り巻く、個性的なキャラたちにも注目!
タイトルにある「梨泰院(イテウォン)」とはソウル随一の繁華街のことで、セロイが小さな居酒屋「タンバム」を開く場所。この店で働く店員たちのキャラクターの濃さも見どころの一つだ。
まず紹介したいのは、店のマネージャーとして働く有名ブロガーのチョ・イソ(キム・ダミ)。彼女はIQ162を誇る天才でスポーツも芸事もそつなくこなすが、ソシオパスと診断されており、セロイとぶつかってしまうこともしばしば。そんな彼女と、セロイを巡って三角関係のバトルを繰り広げるのがオ・スア(クォン・ナラ)だ。孤児院で育ったスアと、セロイの出会いは彼の転校した高校。自分の意志を強く持つスアにセロイは10年以上も想いを寄せるが、3人の恋の行方はどうなるのか…。
ほかにも、セロイを兄貴と慕う元ヤクザで短気なホールスタッフ、チェ・スングォン(リュ・ギョンス)や、調理担当でトランスジェンダーのマ・ヒョニ(イ・ジュヨン)、そして、セロイが復讐を誓うチャン会長の愛人の息子であるチャン・グンス(キム・ドンヒ)らが集結。それぞれの生い立ちや、彼らが抱える思いからも目が離せない。
一度観始めたら、その世界観にぐいぐいと引き込まれてしまう「梨泰院クラス」。外出自粛が続き、ストレスが溜まってしまいがちないまこそ、青春復讐劇で気分を晴らしてみてはいかが?
文/トライワークス