『ジョーカー』監督によるクリヘム主演のハルク・ホーガン伝記映画、絶賛進行中!

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『ジョーカー』監督によるクリヘム主演のハルク・ホーガン伝記映画、絶賛進行中!

ソー役としては『マイティ・ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題)』が待機中のヘムズワース
ソー役としては『マイティ・ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題)』が待機中のヘムズワース写真:SPLASH/アフロ

WWEの人気レスラー、ハルク・ホーガンを描くNetflix映画の企画が、『アベンジャーズ』シリーズの雷神ソー役で知られるクリス・ヘムズワース主演で進行中。彼が「Screen Rant」でその進捗を明らかにした。

70年代にプロレスラーとしてのキャリアをスタートしたホーガンは、当初ベビーフェイス(プロレスにおける善玉)として活躍していたが、キャリアの途中でヒール(悪玉)に転向し、WWF(現・WWE)所属のレスラーとして圧倒的な人気を獲得。リング上のみならずテレビ番組にも多く登場し、『ロッキー3』(82)や『ベイウォッチ』(96)など映画にも出演している。本名はテリー・ジーン・ボレアで「ハルク・ホーガン」はリングネームだが、そもそも名前の由来は、『アベンジャーズ』シリーズに登場する怒りで緑色のモンスターに変身する天才科学者、”ハルク“であり、ヘムズワースとも縁が深いと言える。

【写真を見る】身長2m、体重140kgの巨体で大活躍したハルク・ホーガン
【写真を見る】身長2m、体重140kgの巨体で大活躍したハルク・ホーガン写真:SPLASH/アフロ

作品の詳細はまだ謎に包まれているが、進捗についてクリスは「脚本はまだ読めていないんだ」と明かし、「僕が知るかぎり、脚本はまさにいま執筆されているところで、詳細はほんの少ししか知らない。まだ作業の最中だからね」と現在の状況を付け加えた。

また、「製作陣はホーガンの知られていない側面を描こうとしている。僕もすごく魅力を感じているよ。みんなと同じくらい楽しみだね」と話している。

物語はハルク・ホーガンがスター選手になるまでの道のりや、活動の全盛期に焦点が当てられるという。近年はプライベートでの不祥事が話題になることも少なくなく、映画になりそうなエピソードも多くあるが、いまのところはキャリアの初期と、一躍有名になった時期にフォーカスを当てた脚本が想定されているようだ。

監督を務めるのは、『ハングオーバー!』3部作や『ジョーカー』(19)のトッド・フィリップス。脚本は『ジョーカー』で彼とタッグを組んだスコット・シルバーと、『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』(17)のジョン・ポローノが執筆する。また、プロデューサーにはフィリップス監督やヘムズワースのほか、俳優のブラッドリー・クーパーや、80年代から米国のプロレス興行にかかわってきたWWEの元ゼネラルマネージャー、エリック・ビショフらが参加するという。さらに、ホーガンも製作総指揮に名を連ね、監修も自ら手掛ける。

ホーガンは以前、自身の役を演じる俳優について聞かれ、「すごくシリアスで自分の行動をしっかりと把握している人物であることが重要だ。誰が良いと思ってるかって?アクション映画『マイティ・ソー』の彼だよ」と、ヘムズワースを候補に挙げていた。

ホーガンより小さいとはいえ、ヘムズワースも190cmの長身!
ホーガンより小さいとはいえ、ヘムズワースも190cmの長身!写真:SPLASH/アフロ

ファンの心をつかんで離さないホーガンの魅力が詰まった一本になるはずだが、ホーガンといえばリング上で着ているTシャツをビリビリに破るパフォーマンスが有名。ひょっとすると、ヘムズワースの鍛え抜かれた肉体があらわになるセクシーなTシャツ破りが観られるかもしれない!

文/編集部

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