『ドクター・スリープ』監督が、スティーヴン・キングのホラー小説「心霊電流」を映画化
『シャイニング』の40年後を描き話題を呼んだ映画『ドクター・スリープ』(19)の監督マイク・フラナガンが、スティーヴン・キングの小説を原作とする『リバイバル(原題)』のメガホンをとると「Deadline」が報じている。
14年に発表され、日本では「心霊電流」のタイトルで19年に出版された「リバイバル」は、家族を事故で亡くしたことで信仰心を失った牧師が、“聖なる電気”を扱い死に魅せられていく様子を約半世紀に渡って描いた長編小説。ミステリー作品の続いていたキングが久々に本格ホラーに回帰したということでベストセラーとなっていた。
フラナガン監督は『オキュラス 怨霊鏡』(13)などのホラー作品で知られるが、彼がキング原作作品を手掛けるのは、『ジェラルドのゲーム』(17)、『ドクター・スリープ』に続き、これでなんと3度目となる。
幼い頃からキング作品のファンだったと話すフラナガン監督に対し、キングも「『ドクター・スリープ』は『シャイニング』の素晴らしい続編だ」と話すなど、厚い信頼を寄せているだけに、良きタッグとなりそうだ。
「IT/イット」シリーズ、『ドクター・スリープ』がヒットを飛ばし、「呪われた町」がジェームズ・ワン製作で再映画化されることが決定するなど、キング作品は相変わらず映像化が続いているが、新たなヒット作が生まれるか。続報を待ちたい。
文/編集部
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