『忍たま乱太郎』初日は松方弘樹の誕生日!なでしこジャパンの安藤梢も応援に!
主演・加藤清史郎、監督・三池崇史という異色のコンビで贈る、人気アニメの実写化作品『忍たま乱太郎』。その初日舞台挨拶が7月23日、新宿バルト9で行われ、加藤清史郎、林遼威、木村風太、寺島進、三浦貴大、杏、石垣佑磨、松方弘樹のキャスト陣と三池監督が登壇した。
一流の忍者を目指し、日々奮闘する乱太郎を演じた加藤は、「今日は暑いなか、『忍たま乱太郎』を見に来てくださって、ありがとうございます。この映画は去年の夏に撮った作品なんですけど、実は僕、この1年間で5cm身長が伸びたんです。だから映画の中の乱太郎と僕だと、ちょっとイメージが違うかもしれません(笑)」と、ジョークも交えつつ、初日を無事に迎えられた喜びを語った。
また、そんな加藤と共に主役トリオを務めたきり丸役の林は、「撮影中はハイパーヨーヨーが流行っていたので、休憩中はよく3人で遊んでいました。共演者もスタッフの方もすごい人ばかりなので、撮影期間中はずっと緊張していました」と語り、しんべヱ役の木村も「僕はちょっと太ってる役だったので、ずっとお腹に布団を巻いたままお芝居をしていました。すごく汗をかいて、撮影が終わる頃には2kgやせていました」と、それぞれが撮影時の秘蔵エピソードを明かした。
ちなみに7月23日は、劇中でも数々の怪演を披露してくれた名優・松方弘樹の69回目の誕生日。ということで会場には、松方の演じたキャラクター・稗田八方斎をイメージしたバースデーケーキが用意され、登壇者一同でこれを祝うサプライズイベントが実施された。これを受け、松方は「(このサプライズについて)何も聞いていなかったので、めちゃくちゃ嬉しいですね。ケーキも八方斎の顔の形になってる(笑)。ちなみに、この八方斎のメイクって、だいたい3時間くらいかかるんですけど、僕の地の部分は目元しか残っていないんですよ(笑)。真夏の撮影ということもあって、マスクの中には熱がこもって大変でした」と、喜びと共に、メイクに関する苦労話を聞かせてくれた。
さらに会場には、なでしこジャパンのメンバーとして日本中にガッツと勇気と感動を与えてくれた安藤梢選手もスペシャルゲストとして登場。本作の大ファンでもある安藤は、「私たちはチーム一丸となって、最後まであきらめずに頑張れたので、優勝することができました。『忍たま乱太郎』には、勇気やガッツ、あきらめない心といった、とても大事な要素がいっぱい詰まっています。この映画を見て、日本中がもっと元気になってくれると嬉しいです」と、作品に対する熱い思いを語り、会場は盛大な拍手に包まれた。
乱太郎たち忍術学園の面々をはじめ、個性的な悪役キャラも多数登場して展開するドタバタ劇が痛快な『忍たま乱太郎』。劇中には知る人ぞ知るマニアックなキャラも出てくるので、原作コミックを一読してから鑑賞すれば物語がよりいっそう楽しめるはず!【六壁露伴/Movie Walker】