妖艶な女殺し屋VS股間から銃を生やした男!? 奇才監督が得意のゴア描写で人気バンドのPVを製作|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
妖艶な女殺し屋VS股間から銃を生やした男!? 奇才監督が得意のゴア描写で人気バンドのPVを製作

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妖艶な女殺し屋VS股間から銃を生やした男!? 奇才監督が得意のゴア描写で人気バンドのPVを製作

ハイテンションなロックナンバーをかき鳴らす、関西出身のおかっぱ頭の3人組ロックバンド、ザ50回転ズ。そんな彼らが、最新ミニアルバム「ロックンロール世界旅行」に収録されている「KILLER」で、『片腕マシンガール』(08)などの作品でスプラッター特殊メイクを手がけ、『東京残酷警察』(08)で監督デビューも果たした奇才・西村喜廣とタッグを結成! 何と西村監督が同曲をビデオクリップ化しているのだ。

倉庫で演奏中のバンドメンバーの前に突然現れた3人組の女殺し屋。彼女らはメンバーに襲いかかるが、そこに両腕と股間をマシンガン化した謎の男が現れ、さらなる戦いの幕が切って落とされる、という奇想天外なストーリーになっている。西村監督が得意とする、血しぶき(赤くない)飛び散るエロ&グロ模様が展開する。

妖艶な女殺し屋を演じるのは、西村喜廣監督第2作『ヘルドライバー』(公開中)で主演を務めたモデルの原裕美子のほか、ポールダンサーの泉カイ、『終わらない青』(11)でリストカッターの少女を演じた着エロアイドルの水井真希。さらに股間がマシンガンと化した謎の男を津田寛治が演じるなど、一本の映画としても成立しそうなキャスティングとなっている。

昨年発売されたミニアルバム「ロックンロール・マジック」の際には、前述した『片腕マシンガール』の井口昇が監督・脚本を務め、架空の映画の予告編も製作していた彼ら。日本映画界の奇才たちとの意外なコラボを繰り広げており、今後の動向にも注目したい。なお、この「KILLER」のミュージックビデオは、ザ50回転ズの公式HPで現在配信中なので、この機会に是非とも見てほしい!【トライワークス】

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