ストリートビューに謎の影!? 人気ネットツールにまつわる都市伝説ホラーが登場
便利なインターネットの地図ツール“ストリートビュー”が登場したことにより、行ったことのない場所の風景が360度視点を変えて見られるなど、少し前までは絶対考えられなかったようなことが可能になった。事前に出かける先の場所を確認したり、プチ旅行気分になって嬉しくなっている人も多いはず。ところがその弊害として、意外なものが写っていたり、なんて都市伝説も聞かれるように。そんなストリートビューにまつわる怪異を描いたホラー映画が、8月6日(土)公開の『霊界の扉 ストリートビュー』だ。
ある夏の日に妹が突然失踪し、その行方を探ろうとした大学生の亜子。すると、妹はストリートビューで古びた民家を見ていたことが判明。さらにその映像を見ていると建物の外にいた黒い影が動いていることに気付く。その影は裏側の世界の住人で、裏側の世界を覗いてしまったことから、恐ろしい出来事が降りかかるというストーリーだ。
皆さんもご存知だろうが、現在、全周囲が一度に撮影できるカメラを装備した車で無作為に撮影が行われており、ホテル街を歩くカップルが撮影されてしまったり、某お笑い芸人がストリートビューにボカシなしで映ってしまったと話題になったことがある。また、実際に心霊スポットとして有名な場所を撮影した画像には霊が写っている、なんて話も少なくない。
かつて、インターネットが普及し始めた頃に、黒沢清監督が『回路』(01)でインターネットを通じて、別の世界から何かがやって来る恐怖を描いていたが、電磁波を発するテレビのモニターが多くある場所には霊が集まるなんてのも有名な話。本作はもちろんフィクションだが、もしかしたら実際に知られざる世界との接点がそこにあるのかも、なんて思ってしまうかも!?【トライワークス】
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