『セックス・アンド・ザ・シティ』がドラマとして復活か? 前日譚映画の製作はどうなる?
映画版2作目の興行成績が低迷し、主演の4人がそろってラジー賞の最低主演女優賞を受賞するなど、評判も散々だったため、3作目の製作が見送られていた『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズが、テレビドラマとして復活することになったと英紙デイリー・メイルが伝えている。
同紙の報道によれば、同シリーズのプロデューサーたちが先週ハリウッドで会議を行い、サラ・ジェシカ・パーカーもドラマ再開案に合意したという。「最終的には、シリーズのクリエイターであるダーレン・スターが決定権を持っているが、ドラマの形で復活させるという案には全員が合意している。サラ・ジェシカ・パーカーは2作目の映画への反応があまりに悪かったので、3作目の製作には躊躇していたが、ドラマでなら再びやってみたいと思っている」と関係者がデイリー・メイル紙のコラムニスト、ケイティ・ニコールに語ったという。
また、関係者は「彼らは次の映画を製作する前に、ドラマシリーズを再開させたいと思っているようだ」とも語っているそうで、そうなれば、噂されていた若き日の主要キャラクター4人組の姿を描く前日譚映画の製作も遅れることになりそう。この作品には、サラ・ジェシカが演じたキャリー役にエリザベス・オルセン、キム・キャトラルが演じたサマンサ役にブレイク・ライヴリーなどの若手女優の配役が噂されていた。
『セックス・アンド・ザ・シティ』のドラマ版は、1998年から2004年にかけて米HBOで放映された大ヒットシリーズ。2008年と2010年に映画化されたが、ファンからはストーリー重視だったドラマ版の方が良かったという声も上がっていた。【UK在住/ブレイディみかこ】
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