ジョニー・デップ、授賞式に出席しても個室に引きこもり
ロンドンのロイヤル・オペラハウスで行われたGQアワードの授賞式に出席したジョニー・デップは、シャーリーズ・セロンやエマ・ワトソンなどの他の出席者と一緒に会場に座るのではなく、個室に引きこもってテレビで授賞式の様子を見ていたらしい。
「ジョニーはプライバシーを保つのが好きだし、静かに授賞式を見たかったようだ」と関係者が英紙ザ・サンに語っており、ジョニーは革張りのソファーとヴィンテージのワインが部屋にほしいと注文をつけたらしい。「まるで自宅にいるような快適な環境で、座ってじっと授賞式を見ていた。主催者はジョニーの要求に騒いだりはしなかった。彼らは、ジョニーの要求は全て飲むつもりでいたから」と関係者が語っている。
ジョニーが同授賞式に出席していたのは、キース・リチャーズが自伝「Life」で“今年を代表する作家賞”を受賞したからで、同作のオーディオブックで朗読も担当しているジョニーがプレゼンターとしてステージに登場した。キースは、受賞スピーチで自伝の映画化の話があることを明らかにし、「(映画化の)打診がいくつか来てるけど、俺はそんなに焦る気はない。それに、どうやって俺を演じる役者を探そうっていうんだ? キース・リチャーズを誰かに継承するなんて、考えただけでもゾッとする」と語った。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでジャック・スパロウを演じるにあたり、ジョニーがキース・リチャーズをモデルにしたのは有名な話だが、彼はキース本人の役を演じることに関心を示したこともある。【UK在住/ブレイディみかこ】
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