1000人の美女に囲まれ、生田斗真や中谷美紀が『源氏物語』パープルカーペットに登壇 !
紫式部が創出したと言われている、千年以上も昔に誕生した恋愛小説「源氏物語」。そんな本作を題材に、「どうして、この物語が生まれたのか?」というミステリー要素も盛り込んで贈る歴史超大作『源氏物語 千年の謎』が、12月10日(土)より全国公開されることに。それに先駆け、9月25日には映画の大ヒットを祈願するイベントが実施され、生田斗真、中谷美紀、多部未華子、東山紀之らキャスト陣と鶴橋康夫監督が舞台挨拶に登壇した。
会場となった六本木ヒルズアリーナには、作者・紫式部にちなんだ映画のテーマカラーであり、古来より日本で最も高貴な色とされている“紫”の花びらが舞い落ちるパープルカーペットが敷かれ、キャスト陣はこの豪華なカーペットを渡って登場! “恋愛成就”の神様として有名な東京大神宮の宮司に先導されながら、アリーナに集まった1000人の女性客と共にヒット祈願の儀式を執り行った。
劇中で稀代の美男子・光源氏を演じた生田は「1000人もの麗しき女性と、こういったイベントを行うことができてうれしいです。日本に生まれてきて良かったと思えるような、素晴らしい作品に仕上がっているので、皆さん、公開を楽しみに待っていてください」とコメント。また「源氏物語」作者である紫式部役の中谷は「日本が世界に誇る、美しい愛の物語を描いた女性・紫式部を演じられて光栄です。劇中では、生田さんの演じる光源氏の立ち振る舞いがとにかくかっこいい! 高貴な雰囲気が溢れていて、女性なら間違いなく身を任せてしまいたくなりますね」と、生田の演技を大絶賛した。
続いて、時の権力者・藤原道長を演じた東山は、パープルカーペットを歩いた感想を聞かれ「“紫”という高貴な色に囲まれて、身の引き締まる思いです。ただ、歩いてる最中は中谷さんのドレスの裾を踏まないように気を付けていたので、それだけで頭がいっぱいでした(笑)」とコメント。さらに、生田の演技については「後輩と共演するときは、いつも『若い奴には負けないぞ』という気持ちで挑んでいるんですけど、今回は斗真の芝居に完全に魅了されてしまいました。この作品は、彼にとって間違いなく代表作になりますね」と語り、後輩思いの優しい一面を覗かせた。
豪華キャストの共演&大胆な脚色で、世界文学史上に燦然と輝く恋愛小説を映像化した『源氏物語 千年の謎』。今のうちに原作小説を読んで、各キャラクターの関係や時代背景をしっかり予習しておけば、映画鑑賞時、作品の世界観をより深く楽しむことができるはずだ。【六壁露伴/Movie Walker】