『アントキノイノチ』原田泰造主演でスピンオフドラマを放送!ナレーションは岡田将生
さだまさしの同名小説を映画化し、第35回モントリオール世界映画祭でイノベーションアワードを受賞した『アントキノイノチ』(11月19日公開)。本作の公開に先駆け、ドラマスペシャル「アントキノイノチ プロローグ 天国への引越し屋」が、原田泰造主演で11月5日(土)にTBSで放送されることが決まった。(※関東ローカルでの放送のため、関東以外での放送の有無・放送時間は各放送局にお問い合わせください)
このドラマは映画の2年前が舞台となり、映画で重要な役回りを担う佐相(原田)と、遺品整理会社「クーパーズ」の出会いから物語が始まる。クーパーズ社長・古田を鶴見辰吾が、後にクーパーズで働くことになる久保田ゆきを榮倉奈々が演じる。3人は映画でも同じ役を演じており、映画の主人公・永島杏平役の岡田将生がナレーションを担当する。さらに、映画の脚本を担当した田中幸子がドラマの脚本も執筆。まさに映画製作に携わったスタッフが一同に集結し、映画のストーリーにつながる新たな物語を作り出していく。また、このドラマオリジナルのキャストでありキーパーソンとなるのが、佐藤江梨子演じる“おひとりさま”女性の瞳。会社のチラシを投函していた佐相は瞳から「遺品整理は本人でも依頼できるのか」と声をかけられたことから、彼女の存在が佐相を悩ませ、彼の人生に影響を与えていく。
映画、ドラマで佐相を演じる原田は「遺品整理という仕事との出会い、そしてドラマオリジナルのキャストである佐藤江梨子さん演じる瞳との出会いが佐相を成長させ、映画に繋がっていきます。このドラマを見た上で映画を見ていただければ、より深く楽しめると思います」とコメントを寄せた。イノチとは、生きるとは。映画の中で佐相が杏平を動かす考え方の原体験がここに描かれる。
佐相の心情と共にこの物語の大きなポイントとなるのが遺品整理会社「クーパーズ」。古田社長はなぜ遺品整理業を志したのか。実在する人物をモデルに作られた古田という人物の、映画では描かれなかったエピソードもふんだんに描かれる。【Movie Walker】