藤原竜也、伊勢谷友介、吉高由里子が現金2億円を前に「自分はクズ!」と激白

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藤原竜也、伊勢谷友介、吉高由里子が現金2億円を前に「自分はクズ!」と激白

福本伸行の人気コミックを実写版映画化した第2弾『カイジ2 人生奪回ゲーム』(11月5日公開)の完成披露会見が10月6日に東京国際フォーラムで開催。主演の藤原竜也、伊勢谷友介、吉高由里子、佐藤東弥監督、原作と脚本を手掛けた福本伸行が登壇した。今回、カイジが2週間で2億円を稼ごうとする設定のため、実際に現金2億円が厳重警備の中で用意された。そんな大金を前に、ゲスト陣は「自分はクズ」というドン引きエピソードを激白した。

今回のカイジは、仲間たちのために2億円を稼ぐべく、命懸けのゲームに挑む。前作に続いて主演を務めた藤原は、「伊勢谷さんや吉高さんと初めて一緒にお芝居ができて嬉しかったです。世代問わず面白く見られる作品に仕上がりました。僕としても手応えを感じてます」と挨拶。ちなみに前作『カイジ 人生逆転ゲーム』(09)は、興収22.5億円の大ヒットとなった。今回、初参加の伊勢谷は「僕だけ新参者で心配だったけど、藤原さんが温かく迎えてくれた」とコメント。前作に続いて出演した吉高は「今回、意外な展開で驚いてます」と語った。

緊迫感あふれる映画の内容とは打って変わって、かなり楽しい現場だったようだ。藤原は「毎日、朝から深夜まで一緒でした。吉高さんや伊勢谷さんのプライベートなことをたくさん聞きました」と打ち明けると、伊勢谷が「ここにいない香川(照之)先生と生瀬(勝久)先生が、僕らの会話を盛り上げてくれました」と話すと、藤原が「あのふたりはひどい。お互いに話を聞かないし。大変!」と呆れ顔を見せ、吉高も「壊れたネジをお持ちですよね」と言いたい放題。最後に伊勢谷は「でもおふたりがテンションを上げてくれて助かりました」とフォローした。そんなやりとりを見た佐藤監督は、「そんなに秘密を共有してたのは知らなかったです」と驚きの表情を見せていた。

その後、現金2億円が会場に登場し、藤原たちは「すげえなあ」と圧倒される。伊勢谷は「藤原くん、いつもこれ、鼻紙に使ってるでしょ?」とからかうと、藤原は「ないない」と大爆笑。また、「おかえり、クズの皆様」という本作のフレーズにちなみ、「皆さんが自分自身をクズだと思う時」についての質問が。伊勢谷は「言いづらいですね。昨日の夜、何もせずにうだうだしてました」と言うと、藤原は「僕なんか、伊勢谷くんの10倍クズです。休みの日に競馬へ行って、負けたりすると飲んで。帰りにスナックに寄って」と、意外な素顔を告白。さらに吉高は「私は1000倍クズです。3日間くらい休みがあると、遮光カーテンを引いてずっといます」と、それぞれに自分のクズぶりを激白した。

『カイジ2 人生奪回ゲーム』では、原作者の福本が脚本を手がけ、原作にはないオリジナルゲームも展開される。福本は「感無量です。文句なしに楽しめる娯楽映画に仕上がりました」と自信を持ってアピールした。藤原竜也ら豪華キャスト陣がハイテンションで放つ本作に期待して。【取材・文/山崎伸子】

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