ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーがレッドカーペットで被災地にエール

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ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーがレッドカーペットで被災地にエール

ブラッド・ピット主演の感動作『マネーボール』(11月11日公開)のジャパンプレミアが11月9日に東京国際フォーラムで開催。昨日、家族8人で来日したブラッドは、セクシーな真紅のドレスに身を包んだアンジェリーナ・ジョリーと共にレッドカーペットを歩き、熱狂的なファンたちの歓声を浴びた。舞台挨拶では、ブラッドが東日本大震災の被災地の野球少年へサインボールを手渡し、熱い激励のメッセージも贈った。

実話を基にした『マネーボール』は、米メジャーリーグのオークランド・アスレチックスで、現役ゼネラルマネージャーを務めるビリー・ビーンが、野球未経験のイェール大経済学部卒のピーター・ブランドと組み、独自の戦略“マネーボール理論”で、弱小チームに奇跡をもたらす物語だ。ブラッドは「4年かかってこの映画を作りました。実在の人物を演じるのは難しいと思っていたけど、ビリーとは気が合って良かった。ストーリーを公平に伝えられたらと思うよ」と挨拶。

その後、東日本大震災の被災地の中学校の野球少年たちが、全国から集められた“希望のボール”の一部、4159個のボールと共に登場。笑顔で彼らを迎えたブラッドは、一人、一人にサインボールを手渡した。受け取った少年の一人は「とても嬉しいです。一生の思い出になりました」と嬉しそうにコメント。

彼らに応えてブラッドは、日本人へ向けてこんな激励のメッセージをくれた。「震災には驚いたし、日本のことは常に気にかけていたよ。本当に心が痛むけど、皆さんの粘り強さや強さが、僕たちにも影響を与えてくれた。だから、アスリートたちや、エンターテインメントに関わる僕たちが、少しでも癒しの時間を提供できればと」。ブラッド・ピットの笑顔と熱い応援メッセージは、被災地の野球少年たちはもちろん、日本中の人々を元気づけてくれたに違いない。【取材・文/山崎伸子】

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