被災地に笑顔を!MISIAが子供たち5000人に『フレンズ』鑑賞券をプレゼント
『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督による3DCGアニメーション『フレンズ もののけ島のナキ』(12月17日公開)。本作の主題歌「Smile」を歌うMISIAが、12月11日に行った「THE TOUR OF MISIA JAPAN SOUL QUEST」の仙台公演に同曲のコーラスで参加した東北の少年少女合唱団を招待した。その場で、MISIA自身も本作を気に入り、笑顔になれる映画ということから、被災地の子供たち5000人に本作の劇場鑑賞券をクリスマスプレゼントとして贈ることが発表された。
同曲のコーラスのレコーディング後日、合唱団の先生から「被災してずっと暗い表情だった子供たちが、MISIAのレコーディングに参加して以来、笑顔が増え、元気を取り戻すことができました」というエピソードを聞いたMISIA。より多くの子供たちに元気になってもらいたい、そして笑顔を取り戻してほしいという思いから、仙台公演への招待、劇場鑑賞券をクリスマスプレゼントとして贈ることに。被災地の皆さんに一番最初に届けたいというMISIA自身の思いから、同曲をこの日のツアー仙台公演で初披露した。
MISIAは「誰かを大切にしたい気持ちやその思いが“Smile”を生むのだと思います。感動的なエンディングで流れる『Smile』には、合唱団の子供たちの笑い声もそのまま収録されているんです。『Smile』を聴いて、この映画を見て、より多くの子供たちに元気になってほしい、笑顔になってほしいという気持ちを届けられたら」と語った。同公演にもののけたちを引き連れて応援に駆けつけた山崎監督は、「MISIAさんと東北の子供たちの歌う『Smile』を聞いて、この映画を制作する勇気をもらいました。そして、今日、その子供たちが目を真っ赤にして映画を見てくれたことに、ようやく皆さんからいただいたものを返せたという感慨深いものを感じます。少しでも多くの東北の皆さんに作品を見ていただいて、楽しんでもらえればと思いますし、MISIAさんがその手助けをしてくださったことに感激しています」と感慨深くコメントした。また、「実はこの映画、日本だけでなく世界的な配給が決まっているので、映画が上映される世界中でMISIAさんと東北の子供たちの歌声が流れるんですよ」と明かし、会場を沸かせた。【Movie Walker】