ロバート・ダウニー・Jr.がシャーロック・ホームズ専門家を怒らせる
ガイ・リッチー監督の『シャーロック・ホームズ2 シャドウゲーム』(日本2012年3月10日公開)は、前作よりもさらに速く、笑えて、クールだと、ホームズの本国イギリスでの評価は上々だが、主演のロバート・ダウニー・Jr.は2作目の撮影現場でシャーロック・ホームズの専門家を怒らせてしまったらしい。
ロバートは米ABC放送「ジミー・キンメル・ライヴ!」で、「撮影現場には、映画と原作の一貫性を保つために、シャーロック・ホームズに詳しい専門家がいる。このホームズ専門家というのが、実はマリブに住む税金問題専門の弁護士だったんだけどね。で、僕が何かへまをやってしまったようで、彼が本気で怒っているんだ。『どうしたんだい?』って聞いてみると、『君は彼をジョンと呼んだ』と言うんだ。だから、『だけど、それが彼の名前だよ。ジョン・ワトソンだから』と言うと『ホームズは絶対に彼をジョンなんて呼ばない。ワトソン、またはワトソン君だ』って言うんだよ』」と語ったと米ニュースサイトのハフィントン・ポストが伝えている。
また、同作ではアクションシーンのほとんどをスタントなしで自らこなしたというロバートは、「今回は全く怪我をしなかった。次作に向けて、幸先が良い」と語っている。英紙デイリー・メイルのインタビューでは、同作について「人生最高のセックスのような映画」と語っているロバート。『アイアンマン3』の脚本家が脚本を手がけると噂されている3作目への意欲も満々のようだ。【UK在住/ブレイディみかこ】
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