瑛太、深キョンらが『ワイルド7』初日舞台挨拶。椎名と原作者との知られざる絆も明かされる!

映画ニュース

瑛太、深キョンらが『ワイルド7』初日舞台挨拶。椎名と原作者との知られざる絆も明かされる!

アクション超大作『ワイルド7』(12月21日公開)の初日舞台挨拶が、12月21日に丸の内ルーブルで開催され、瑛太、椎名桔平らワイルド7のメンバーや深田恭子たち豪華キャストが登壇。瑛太は「熱気というか良いものを感じます」と手応えを笑顔で語った。その後、今年の一文字「絆」が本作のテーマということで、それぞれが絆にまつわるエピソードを披露した。

『ワイルド7』とは、凶悪犯人を極秘裏に抹殺する任務を遂行する元犯罪者7人のこと。この日、登壇したのは瑛太、椎名桔平、丸山隆平、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実というワイルド7のメンバー7名と、深田恭子、中井貴一、羽住英一郎監督、原作者の望月三起也の総勢11名だ。主人公・飛葉大陸役の瑛太は北九州でのロケを振り返りこう語った。「トイレの清掃員のおばさまから、『瑛太くん、飛葉になってるわよ』って言われてから開き直り、胸を張って演じようと思いました。原作ファンの方も十分に楽しめるものになったと思います」。

また、絆については「絆、人とのつながりがあったから、自分自身も頑張って生きてこられました」と語ると、椎名も「まずは家族の絆からだんだん広げていければと」とコメント。バイクが大好きだという阿部力は「2007年にバイクの大型免許を取ったのは、いつか仕事で大型バイクに乗れたら良いなと思っていたから。今回、自分の理想の仕事ができました」と嬉しそうに語ると、深田は「カーアクションは男性のためにあると思っていたけど、この映画を見て気持ちが変わりました。ワイルド7のファンになりました」と語った。

原作の望月三起也は本作を絶賛。「羽住監督が平面から素晴らしい立体にしてくれた。僕はファン状態で見ました。また、監督がこんなにいたずらっ子だとは思わなかった。実は僕、出演してるんですが、試写を見るまで気づかなくて」と大興奮! 続けて20数年前の思い出話を語り始めた。「サッカーの試合で出会った青年が『僕、役者をやっていますので、『ワイルド7』が映画化されたら出してください』と言っていて。それが椎名桔平さんです」と告白すると、椎名は「四半世紀前ですよ。先生、よく覚えてらっしゃいますね」と驚きの表情を浮かべた。「とにかく態度がでかかったから(笑)。でも、僕も約束を果たすことができました。これが絆だなと」と望月は感慨深げに語った。

最後に今年の一文字「絆」と書かれた巨大フラッグをバックにフォトセッションを開催。大盛況の中、舞台挨拶は幕を閉じた。羽住監督が「本作は唐揚げのような肉食男子の映画」と猛プッシュする本作。瑛太のスリリングなバイクアクションをはじめ、野性味あふれる魅力を発揮しているワイルド7のメンバーたちの活躍ぶりも実にクール! さらには色々名な絆のドラマも存分に堪能したい。【取材・文/山崎伸子】

作品情報へ