『長ぐつをはいたネコ』のネコらしい愛くるしさを見られる予告編動画が公開!
全米公開2週連続No.1を記録した、『シュレック』シリーズの人気キャラクターが主役の『長ぐつをはいたネコ』(3月17日公開)。光に反応して飛びついたり、酒場なのにミルクを頼み、ベロを使ってチビチビと飲む姿など、ネコらしい愛くるしさを見せる主人公プスの姿が見られる本作の予告編動画が公開された。魔法の豆に導かれて宝物を探す、壮大なアドベンチャーを予感させる内容となっている。
本作はアニー賞、ゴールデングローブ賞を含む、トータル16部門の映画賞に絡むという堂々たる記録を残し、本年度のアカデミー賞候補に挙がっているほか、ゴールデングローブ賞などと並ぶ米アカデミー賞の前哨戦の一つで、アカデミー賞の行方を占う上で注目されている映画賞のPGA賞に追加ノミネートされた。
本作が数々の映画賞にノミネート理由を、米国の大手新聞社ニューヨーク・タイムズは「おとぎ話のキャラクターが明るく、活力があふれる変貌を遂げてミックスされ、素晴しい作品を作り上げている!」と評価し、評価ポイントをパロディセンスだと挙げている。本作には、童話や童謡に出てくる世界的有名なキャラクターを全く違うキャラ設定として登場させ、「長ぐつをはいた猫」に登場しているプスは、ダンディなラテン系で正義の味方にも関わらず、お尋ね者というロビンフッドのような存在、「鏡の国のアリス」に登場している卵のハンプティ・ダンプティは一度転んだら一人では起き上がれない、まさに卵キャラだったり、「ジャックと豆の木」の主人公ジャックは原作から何十年か経過させた、おじいちゃんの姿で登場させたりと、『シュレック』シリーズ同様に独特の世界観を作り上げ、思わずにやりとしてしまう箇所が幾つも散りばめられている。さらに、子供が興奮するワクワク&ドキドキの大冒険や、親子や友情の絆を感じさせる感動のストーリー、ドリームワークスアニメーション独特の大人向けのブラックジョークが大人から子供まで支持を受けている理由だろう。【Movie Walker】