伝説のコメディアンが完全復活!? 軽妙なしゃべりとアクションで盗みのプロを熱演!
1980年代の映画界を席巻した伝説のコメディ俳優エディ・マーフィ。彼が世界的な人気を誇るコメディ俳優のベン・スティラーと、奇跡の共演を果たした映画『ペントハウス』が2月3日より公開されている。本作は、マッハッタンの一等地にそびえ立つ超高級マンション最上階に住む大富豪に全財産を騙し盗られたマンションの使用人たちが、自分たちの財産を取り戻すべく、大富豪の隠し財産を奪うため悪戦苦闘する様を描くクライムアクションだ。
エディ・マーフィといえば、『48時間』シリーズや『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズで1980年代のハリウッド映画に欠かせない存在として、日本でも映画ファンからお茶の間まで高い人気を得ていた。しかし、1990年代以降は日本での人気は下降気味。近年では『ドリームガールズ』(07)への出演や、『シュレック』シリーズでロバのドンキーの声を担当していたが、主演クラスで目立った活躍を目にする機会は非常に少なかったと言えよう。
しかし、本作ではベン・スティラーを相手に丁々発止のやりとりを披露。今までになかったベテランの渋みも増して、日本の映画ファンは、久々となるエディの雄姿を拝むことができる。往年のマシンガントークも全開で、ベンとの掛け合いでも彼を圧倒してしまうほどの貫禄ぶり。これを機に『ビバリーヒルズ・コップ』の復活という噂も持ち上がっているようだが、このエディならそれも期待したいところだ。是非“完全復活”したエディ・マーフィの雄姿を目撃してほしい。【トライワークス】
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