子供はたくさんほしい!『GIRL』完成披露パーティーで香里奈が重大発表!?
2006年の発売以来、多くの女性に支持され続け、発行部数約30万部を突破した奥田英朗の小説「ガール」。そんな本作が映画化(5月26日公開)され、無事完成を迎えたことを記念した“完成披露パーティー”が2月7日、松濤ギャラリーで開催。劇中で個性的なヒロインを演じた香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏らキャスト陣と深川栄洋監督が登壇した。
本作は、恋に仕事に結婚に出産と、日々人生の選択を迫られ、生きづらさを感じながらも、自分らしく生きたいと頑張る4人の女性にスポットを当てたロマンティックコメディ。30歳を目前に、何もなし得ていない自分に気づき、焦燥感を募らせる滝川由紀子を演じた香里奈は、「今日はお足元の悪いなか、お越しいただきましてありがとうございました。現場では、この4人の中で一番年下の妹のようなポジションだったので、素敵なお姉様方から色々学ばせていただきました」と語った。本作の共演者が、続々と結婚や出産していくことについて聞かれると、「私も報告できたら良いんですけどね。今のところ予定はないです。でも結婚するなら、自分が3姉妹なので、子供はたくさんほしいですね」と答えてくれた。
続いて、管理職としても妻としても不十分な自分に自己嫌悪する武田聖子を演じた麻生は、「キャリアウーマンの役は初めてだったので、すごく新鮮でした。でもずっと眉間にしわを寄せているようなキャラだったので、撮影中は息苦しくて。毎日、早く終われば良いのにって思っていました(笑)」と、撮影時の意外な裏話を披露。さらに「映画の公開タイミングが、ちょうど自分の出産予定日と重なるので、初日の舞台挨拶には伺えないかもしれません。本当にすいません」と語り、会場を沸かせた。
また、自分よりも一回り年下の新入社員と恋に落ちる小坂容子役の吉瀬は、「相手役の林遣都君が本当に可愛かったので、撮影中はずっとキュンキュンしていました(笑)。劇中では4人の女性の明るくポジティブな生き方が描かれているので、必ず誰かに共感することができるはずです」と作品の見どころについて話し、頑張りすぎるせいで、どんどん空回りしてしまうシングルマザーの平井孝子を演じた板谷は、「私自身も子育てを経験したので、劇中の物語にはすごく共感できました。深川監督も女心をわかっていらっしゃる、とても素敵な方でしたし。本当に楽しい現場でした」と、作品に対する率直な感想を聞かせてくれた。
イベント後半では、一週間後に控えたバレンタインに先駆け、特製の特大ガールチョコを手に記念撮影も実施! 華やかな雰囲気のなか、完成披露パーティーは終了した。【六壁露伴/Movie Walker】