ヒュー・グラント、51歳でロマコメ俳優卒業! 今後はファミリー映画に?
ヒュー・グラントは、ロマコメに出るには自分は歳を取り過ぎたと思っているそうで、今後は違うジャンルの映画に出演することや、監督業などに興味を感じるという。
『ノッティングヒルの恋人』(99)や『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなどに出演し、ロマコメの帝王と呼ばれていたヒューだが、「ロマンティックコメディに出るには、僕はもう歳を取り過ぎたよ。現実を直視しようじゃないか。だいたい、僕はロマコメを選んだことは一度もない。ロマコメが僕を選んでいたんだ」と、英紙スコッツマンに心情を語っている。
また、それほど熱心に役者の仕事をやりたいと思ったことはないというヒューは、今後は主役というよりは脇役として映画に出たいという。「俳優の仕事に熱心になったことはない。だから、仕事をしていなくても寂しいとは思わない。何か変わった役が来たら、時々仕事をしたいと思っている」と言う。「監督はやってみたいと思う。ずっと仕事をしてきて、とても優れた監督や、良い俳優を何人も知っているからね。彼らを見ていると興味がわく。脚本も書きたい。でも、僕は何年も前からそんなことを言っていて、まだ何も手をつけていない」と語っている。
しかし、そんなヒューにも、一児の父になって新たな抱負ができたそうで、ファミリー向けの映画に出たいと思うようになったという。「ファミリー映画に出てみたくなりましたか?」と英HEAT誌のインタビューで聞かれたヒューは、「うん。それは今後の僕の仕事になるだろうね」と答えている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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