ケイト・ウィンスレットが爆弾発言!『タイタニック』のテーマソングを聴くと吐き気!?

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ケイト・ウィンスレットが爆弾発言!『タイタニック』のテーマソングを聴くと吐き気!?

4月6日(金)でタイタニック号が沈没して100年が経つ。それに先駆けてジェームズ・キャメロン監督の大ヒット作『タイタニック』(97)の3D版が4日(水)から全米公開されるに当たり、インタビューに応じたケイト・ウィンスレットが爆弾発言!

セリーヌ・ディオンが歌うエンディングテーマソングで、こちらも世界中で大ヒットとなった「My Heart will Go On」を聴くと、吐き気がしてしまうというから驚きだ。米テレビ番組MTVのインタビューでケイトは、「吐き気がするなんて言うべきじゃないのはわかっているけれど、本当なのよ。本当は、『みんな聴いて! セリーヌ・ディオンの曲よ』って言いたいのに言えないのよ」と語っている。

世界中から注目を集めた同作は、ケイトの恋人ジャックを演じたレオナルド・ディカプリオを一躍スターダムにのし上げ、またローズを演じたケイトの存在を世界に知らしめることになった記念すべき作品だ。しかし一方であまりに注目度が高すぎたゆえに、レオは“ジャックのイメージ”を払拭することに苦労し、またケイトは15年経った今でも常にこの曲に“付きまとわれている”感覚に陥ってしまったらしい。

「たとえば私がピアニストのいるレストランに行けば、必ずこの曲を演奏してくれるし、この前、イタリアのトークショーに出た時は、スタジオでピアニストがピアノを弾き始めて、私に歌えっていうの。『絶対に嫌よ』って頑なに断っても、『楽しいから良いじゃない』って言われたんだけれど、私にはちっとも楽しくないの。ボートに乗る時もこの曲が自然に頭をよぎってしまって、まるでとりつかれているみたい」と語り、そこから抜け出せない苦しみを味わっているという。

MTV.COMは、「セリーヌを大スターにのし上げた『My Heart will Go On』について、セリーヌはかつて『私にとって最高傑作だし、世界的にもそういう存在になると思います。この曲と出会えて誇りに思っています』と語っており、ケイトの発言を聞いたら立腹するに違いない」と伝えているが、ケイトは曲そのものが嫌いなのではなく、「My Heart will Go On」が『タイタニック』のシンボルになったという状況が耐えられないのだろう。

しかし3Dとして復活することで、ケイトの子供世代が劇場で同作を鑑賞するようになり、リピータも含めて、より多くの人々がこの作品とテーマソングを認識することになる。となれば、ケイトの苦悩は一生続くことになりそうだ。【NY在住/JUNKO】

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