東山紀之、関ジャニ∞初主演作『エイトレンジャー』で初悪役!ベッキーは女刑事役で出演
関ジャニ∞がコンサートで披露してきた戦隊パロディーを、関ジャニ∞初主演×堤幸彦監督で映画化する『エイトレンジャー』(7月28日公開)にベッキー、東山紀之が出演することがわかった。ベッキーは劇中の舞台となる八萬市(エイトシティー)の女刑事・鬼頭桃子を、東山は八萬市を支配するテロリスト集団・ダーククルセイドのボスである総統を演じる。東山が悪役を演じるのは本作が初めてとなる。
犯罪が多発する街の状況と腐敗した警察機構に憤りを感じ、エイトレンジャーと共闘するヒロインを演じるベッキー。普段、テレビで見せる明るく元気なキャラクターを本作では完全に封印し、影のあるシリアスな表情、街のチンピラやテロリストたちをなぎ倒すアクションなどを見せるという。バラエティー番組では関ジャニ∞と共演があるものの、芝居での共演は初めてとのことで、「シリアスな場面では目がきりっとしていて格好良いです。コメディ部分は、さすが関西パワー! 現場でたくさん笑わせてもらっています」と、現場での関ジャニ∞の印象を明かす。
東山は今年、デビュー8周年を迎える関ジャニ∞の初主演作に華を添える。先日、「関ジャニの仕分け∞」に初出演した東山は、「素晴らしくハートの良いヤツらが、人を喜ばせようとする精神性は『見事!』の一言。彼らが8周年という節目の年まで積み重ねてきた努力のすさまじさをそこで実感し、『エイトレンジャー』という世界観にどっぷり浸かる覚悟が僕の中でもできました。後輩ではありながら、7人の強いプロ意識は尊敬すべき点」と心境を語り、「関ジャニ∞のキャラクター性を見ていると、正直言って、後輩の中で僕とは一番遠い存在。求められるものが違う人間どうしで化学反応を起こせたら、とてつもなく面白いものができあがるんじゃないか」と自信を見せる。劇中では「運命などという言葉は弱者の戯言にすぎぬ。この世の森羅万象は必然の中にある。その必然に何を視るか」と、部下に意味深なセリフを投げかけ、正体も所在も一切不明な謎の男を不敵かつ不気味に演じる。『レオン』(95)に出演するゲイリー・オールドマンの悪のすごみを参考に、「今回の作品でも、彼のような雰囲気を出せたらとは思います。もちろん“自分らしく”が大事ですけど!」と意気込みを語った。
ベッキー、東山のほか、蓮佛美沙子、竹中直人、田山涼成、石橋蓮司、上島竜兵が出演。蓮佛は八萬署の女刑事で、キャプテン・シルバー(舘ひろし)に恋し、ナスレンジャーである村岡(村上信五)から思いを寄せられている仁科遥を、石橋は八萬市自警団・ヒーロー協会の理事長の三枝信太郎を、竹中は20年前のある事件に深く関わっていると思われる警察庁長官を、田山は全国危険区域ランキング1位・八萬市の警察署長を、上島は八萬市自警団・ヒーロー協会への新たな志願者を演じる。3月6日に川崎のロケ地でクランクインした本作は、間もなくクランクアップを迎えるという。完成が待ち遠しい。【Movie Walker】