『Black&White』キャスト&監督が語る見どころシーンを公開!
『ターミネーター4』(09)、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズを手がけたマックG監督がメガホンを取り、クリス・パインとトム・ハーディがスパイに扮する『Black&White ブラック&ホワイト』(4月20日公開)。本作のキャストたちとマックG監督によるインタビューに、見どころシーンが収められた特別映像が公開された。
本作について、「この作品の主役となるふたりは超一流のスパイでもあり、親友。そして同じ女性にほれるんだ」と語るマックG監督。過去に日本女性だけでなく、男性までもが夢中になる人気作を手掛けたヒットメーカーであるマックG監督は、本作が実際に起こりうる可能性があるように見せるべく、「ふたりのCIAを『ミッション:インポッシブル』のイーサン・ハントと、『007』のジェームズ・ボンドが出会ったら?」という発想のもと、作り上げたという。今回 、突然モテ期が来たアラサー女性を演じたリース・ウィザースプーンは、「一般の女性がスパイの世界に巻き込まれるの。彼女は気づく由もない」と語る。
本作でリース演じるローレンを支え、アドバイス役になるのが、チェルシー・ハンドラー演じるトリッシュだ。劇中でローレンに過激なアドバイスと毒舌を吐く彼女は、2011年のグラマー誌のウーマン・オブ・ザ・イヤーの一人に選ばれるなど、実生活でも女性代表として活躍している。彼女がローレンにアドバイスするシーンは、まさに女性の内緒話。そんなダークで予想外なガールズトークを盗聴するシーンで、一般の試写会場では女性の笑い声と、男性の苦笑いがあふれた。そんなガールズトーク盗聴から自分たちの欠点がわかったふたりは、そんなものではめげずに、CIAならではの史上最大の職権乱用を冒しながら、ローレンにアプローチをしていく。なかなか実生活で想像しにくい“職権乱用”についてアンケートを取ってみたところ、「仕事先のお菓子作り器具を使って彼女にケーキを焼いてあげた」「ITで妻を喜ばせる」といった素敵な職権乱用も多く見られるなか、本作同様に「遠隔操作で嫌いな人のシフトをいじることができる」「何十億の機材を使って傍受することができる」などの過激な職権乱用も見受けられた。本作のアラサー、ローレンのように突然やって来たモテ期に対応するには、過激で毒舌なアドバイスをくれる女友達と、そして職権乱用するぐらい余裕のある男性の存在がポイントなのかもしれない。【Movie Walker】